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今週の本・映画と雑感#1(2020.4.26)
だらだらと過ぎていく時間に栄養を与えるため、何気なく目にしたものたちを何気なく綴ろう。
週次で更新できたらいいなぁ。
▼ビジネスモデル2.0図鑑(書籍)
会社の先輩からお勧めされた一冊。
今週に呼んだわけではなく、かなり時間をかけて読破した。
世界で注目を集めるビジネスモデルをわかりやすく図式にして抽象的かつ構造的に解説している。
事業会社で働き、将来は新規事業を立ち上げたりしたいなぁとぼんやり思い描いている僕にとってはすごく刺激的で学びのあるものだった。
言語化することが自分の考えを研ぎ澄ます上で非常に有効な手段であることは自明であるが、図解することでそれぞれのビジネスモデルの共通点や傾向が見えてきたり非言語コミュニケーションとして世界中で通じるものであったりビジネスをより楽しくワクワクするものへと変化させたりと、異なるアプローチ方法の可能性を大いに感じさせてくれる。
▼コンテイジョン(映画)
2011年に公開されたアメリカ映画。
今このタイミングで各VODメディアにより楽しめるコンテンツ。
内容自体はすごくシンプルで、「ウイルスの感染力やその恐怖、人類に訴えかけられた注意喚起」がメッセージとしては強く印象に残る。
逆にそれ以外は特に心の動かされるシーンは特にない。メインに描写されるマット・デイモンの妻や子供は開始早々ウイルスに感染し命を落とすことで事態の無慈悲さが描かれていて、その後の展開は世界中で感染者が増加し市民は混乱し秩序はあっという間に崩れ落ちる。
そんな一部始終が一本のストーリーとして描かれていた。
まあ改めて極力感染リスクを最小限に抑える行動を心がけようと気づかされる作品であった。
この映画がなんでここまで流行っているのか考えたときに、やはり今の状況とシンクするこのストーリーが10年も前にリアルに描かれているところであると思う。そんなにも前から常にこの事態は予想されうることだったのに対し今日本をはじめとする世界各国がその対応方針にあたふたしているのはなんでだろうかと純粋に思った。
家で暇な時間を過ごしていて、あわよくば、なんて甘い考えのもと誰かと何かをしようと目論んでいる人がいるんだとしたら、是非こちら見るべきなのではないだろうか。
▼マイケル・ジョーダン:ラストダンス(ドラマ)
90年代に全世界を空前のバスケットボールブームへと導いた、マイケル・ジョーダンとシカゴブルズの栄光を捉えたドキュメンタリーシリーズ。
最高にして最強の男マイケル・ジョーダンの活躍はもちろん、その周囲で関わる各プレイヤー(選手・コーチ・経営スタッフ等)の壮大な日々が映し出されることが、今後も楽しみだ。
▼チックタック~約束の時計台~(絵本朗読)
大きく話題を呼んだ近代の卒業式スピーチの中でキングコング西野さんが引用していたメルヘンなキラーフレーズ。
「時計の長針と短針は1時間に1回重なるが、唯一重ならない時間帯が11時代である、次に重なるのが鐘のなる12時である」
これをどう捉えるかは人それぞれだけど、何事もその時が来る前にはうまくいかない時間が絶対にある、ただ待つその時がくると必ず来るとそう信じていればきっと叶えられる。そんなことを考えさせてくれる台詞であり、物語であった。
今こんな時代からこそ、諦めずに前に進み12時の鐘を鳴らすために挑戦し続ける勇気を持つべきなのかなと。
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