都丸 哲弘(tetsuhiro tomaru)

1975年生まれ。wedo合同会社 代表。ITコンサルタント、コワーキングスペース(い…

都丸 哲弘(tetsuhiro tomaru)

1975年生まれ。wedo合同会社 代表。ITコンサルタント、コワーキングスペース(いいオフィス浜松町)オーナーをしています。【ミッション】事業を造り、人を育て、時代を紡ぐ。【活動ポリシー】清く、正しく、美しく、スピーディに。著書:『どんな時代でも生き残るリーダーの仕事』。

マガジン

  • 著書:どんな時代でも生き残る リーダーの仕事

    2020/5/31に発売した処女作である「どんな時代でも生き残る リーダーの仕事」の中で、書ききれなかった個人的な想いを加筆しています。これからの若きリーダーにぜひご参考いただければ幸いです

  • 都丸哲弘:仕事の履歴書

    1975年生まれ。1999年に成城大学経済学部を卒業。新卒で就職した会社を3ヶ月で辞める。その後、DTP、WEB、マーケティングの仕事を経て2013年に清掃会社を父から継ぐ。2019年に一部事業をリリースするまでの仕事で経験したあれやこれを赤裸々に語ります

最近の記事

ときには「給与は我慢代」と捉える

久しぶりにNOTE復活。改めて自著で述べた内容を掘り下げていく。50歳を前に、今一度、これからの歩み方を模索していきたい。 仕事の悩みのほとんどは「人間関係」これまでも、これからも、人間は人間との関係性の構築に悩み続けるんだと思う。特にビジネスシーンでは、双方の利害がぶつかり合い、思い通りにコトが進まない。 現代は何かにつけて「○○ハラ」「▲▲ハラ」に覆われているから、ストレスが溜まるのも無理はない。どうやってその状況と付き合っていくのかという能力も大切だと思う。 なぜ

    • 【仕事の経歴】サッカーECサイト時代vol.1

      町田デザインスクール競馬雑誌社を退職後、国が支援する職業訓練学校に行った。場所は東京都町田。実家から平日毎朝、電車で通ったのを覚えている。 htmlの基礎から、当時流行っていたFLASHなどを操作。紙媒体では決してできないことに感動した。 授業の一環であった「初級システムアドミニストレータ(いまで言うITパスポート)」の勉強にも励んだ。スクールで仲良くなった方の旦那様が、専門学校で同資格の講師をしておりアドバイスをいただいた。いまでも、あのチャレンジがあってこそ、今があると

      • リーダーこそ、できない自分を見せる

        どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-8(該当ページ:42P) 双方が助け合う、使い合うマインドが大切組織のリーダーに求められることは多種ある。マネジメント、資金繰り、顧客開拓、システム構築、、、全てをリーダーが対処できるハズもない。 ゼウス神のように全知全能なら良いのだが、なかなかそうもいかず。いかにメンバーの力を活かすのかというスタンスが大切であろう。 どちらがスキルが上か、どちらが偉いかということではなく、物事を前に進めるために、誰の力が最も有用かという観点

        • 本気のときこそ、感情を出す

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-7(該当ページ:40P) 1年ぶりにNOTEに戻ってきた。ありがたくも、配ったり、たまたま購入いただいた方から、ありがたいコメントをいただくことが続いている。改めて本を書いた己の内容を振り返り続けたい。 感情を出すということ「仕事に感情を持ち込むな」とよく言われるけども、本当にそうだろうか。そもそも、そんなことができるのだろうか、、、。 確かにいつも怒り狂っている人は信用できないし。感情のコントロールができない人も寄り付きたく

        ときには「給与は我慢代」と捉える

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        • 著書:どんな時代でも生き残る リーダーの仕事
          9本
        • 都丸哲弘:仕事の履歴書
          8本

        記事

          自分をいくらで雇うか、根拠も添えて考える

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-6(該当ページ:38P) 書籍を販売して約半年。知人を中心に多くの方から感想をいただき本を書くことの効能を日々実感している。なにより自分の身を正すことにつながることは書いた後に見つけた発見だった。 コロナで変わった当たり前コロナになり、会社という箱の重要性が高まっているように見える。暴力的に「当たり前」「常識」が引き裂かれるのを目にして、人はみな働けることのありがたさを実感したのではないか。 しかし、同時に、雇用というものは瓦

          自分をいくらで雇うか、根拠も添えて考える

          過去の栄光は積極的に手放す

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-5(該当ページ:34P) 過去の成功の延長にイノベーションはない人間は「習慣の動物」とよく言われるが、ビジネスシーンでその傾向は顕著であり、イノベーション の阻害要因となることが多い。 ・効率の悪い今のやり方で8時間 より ・効率的なやり方に変えた1時間 の方が人は苦痛を感じる。 僕らは幼少期からの教育で、盲目的に同じことを繰り返すことに疑問を感じにくい。そもそもその行為に意味があるのか、効率的なのかを疑うことから避けてきてい

          過去の栄光は積極的に手放す

          自分にキャッチコピーをつける

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-4(該当ページ:30P) 自分のことを一言で言うと何?タレントでもないんだから、何を偉そうにキャッチコピーなんて、と思われるかもしれない。でもこの考え方はこれからの時代に間違いなく必要な要素になる。 国民的美少女といえば「後藤久美子」だし(かなり古いけど)、侍ジャパンといえばサッカー日本代表を連想する。 僕らは日常においてその人、その対象物の名前で判断されているのではなく、このキャッチコピー(その人のイメージ、印象)で捉えられ

          自分にキャッチコピーをつける

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.4

          ほどなく訪れた会社都合退職 マルサ突入の事件後、社内は一変した。税務署にしっかりとロックされ、未払いだった税金を払う。今思えば、資金繰りなのか、社内整理の一貫なのか、、、。時間をおかずに個別面談がスタートした。 個室に呼ばれ事情を聞かされる。何を言われたか詳しく覚えていないが、会社都合での退職勧告だった。僕は怒りに震える中、受け入れざるを得なかった。 怒りの根源は、休みも取らず、誰よりも仕事に時間をかけて貢献していると思っていたからだった。この時の経験が後に人生に大きな価

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.4

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.3

          2001年9月11日夜の記憶仲の良い先輩と会社(@半蔵門)の真向かいのビルの地下にいた。いつも通りビールを飲み、唐揚げを食べ、プロレスの話をする。普段通りの日常だった。 手元の携帯(当時はガラケー)のニュース速報で、アメリカ同時多発テロを知った。映像では見えず(ガラケーだから)、事の重大さを把握するのには時間がかかったが、その衝撃は凄まじかった。 それ以降、世界的にも「テロ」という言葉が一般化していった。時期を合わせるように、僕の身の回りでも大きな出来事が起きようとしてい

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.3

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.2

          競馬雑誌の仕事と思いきや、、、土日は中央競馬が開催。なにをするのか分からぬまま出社したら、「都丸●●に行って」と促される。 別室では、多くの電話がひしめきあい、コール音が鳴り響く。電話をとっては「○○社です。9レースの買い目をお伝えします」と会話が続いた。 そう、僕が入った会社は「競馬予想会社」だった。あまりに狭い世界の話なので知らない方も多いだろう。 予想会社の会報誌作成と新聞広告デザイン翌週から本格的な仕事がスタートした。iMacの前に座り、指示を受けたデザインを進

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.2

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.1

          図書館に入り浸りの日々厚木での一人暮らしを3ヶ月で終え、失意の中、東京に戻った。白金にある結婚式場で配膳人のアルバイトをしながら、図書館に入り浸る。 「競馬の血統学」「昭和の名馬」など、あらゆる競馬の書籍を貪るように読んでいた。 そう、以外にも図書館には、競馬の書籍が置いてあったんだ。 PCで面接書類作成2000年1月。アルバイト雑誌だったかな。求人を見て飛びついた。「競馬の執筆、広告制作の仕事」。あれが今の人生にもつながっていると思うと、運命と感じる 不慣れなPCに

          【仕事の経歴】競馬雑誌編集時代vol.1

          物事の9割は5秒で決める

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-3(該当ページ:28P) その場で決めることが大切「検討する」という言葉が、日本ビジネスマンを揶揄するように言われることがある。内容にもよるが、その場で決めるつもりがないというのが、そもそもの問題のように思う。 時間は有限であり、決めることはリーダー・経営者のもっとも重要な仕事の一つだ。決めないと、その後の行動に影響する。足並みは乱れ、行動は遅れ、チームの士気を下げ、品質が低下する。 「決めないこと(後回しにする)=悪」である

          物事の9割は5秒で決める

          見返りを求めない

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-2(該当ページ:26P) GIVE & TAKEやはりこの言葉はしっくりこない。相手に与える、と相手から与えられる。この「相手」は特定の対象物を指しているように思えるが、世の中はそんなにうまくできていない。 いくら与えても、その相手から戻ってこないことの方がむしろ多い。 「裏切られた」とか「アイツは可愛くない」と文句をタラタラ言うが、その時点で発想が貧弱すぎる。経営者なりリーダーの人は、それでは部下がついてこない。セコいから。見

          偉い人ではなく、すごい人を目指す

          どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-1(該当ページ:24P) 「偉い」の基準てなに?今回の書籍で最初に登場した内容。なかなか似通っている表現でもあり、ピンとこないかもしれないが、実際は全く異なる。 偉い=ある狭い組織(グループ)における立場・役職(刹那的) を指すことが多く、その組織を抜けるとともに、その「偉さ(冠)」も失うケースがほとんどである 「すごい」の基準てなに?すごい=ある広い組織(グループ)において尊ばれる立場・状態(継続的) かなと。一番の違い

          偉い人ではなく、すごい人を目指す

          「リーダーの仕事」発売のご報告

          手元に届いた処女作おかげさまで初の書籍である「どんな時代でも生き残るリーダーの仕事」が5/30に発売になった。会社にドカっと束が届き、リアルを感じているところ。さて、どうやってこれから宣伝していこうか、、、 悩んだ挙句タイミングが良いのか悪いのか。もともと執筆の作業に入ったのは2019/8であり、まさかこのような新型コロナの状況になるとは思いもよらず。「みんな買ってねー」というアナウンスはご時世的にいかがなものか、、、 伝えたらみんな買ってくれるとは思いつつも、それであれ

          「リーダーの仕事」発売のご報告

          【仕事の経歴】出版営業時代vol.3

          見知らぬ土地、沼津に転勤 1999年、新卒で本厚木に配属。教材の訪問販売で心が荒(すさ)んでいた6月(2ヶ月が経過)、もう無理と退職を願い出た。楽になりたい一心だった。 入社時に上長だった人(伝説の営業マン)が静岡の沼津に転勤。「都丸が辞めると言っている」と聞いたらしく、呼び寄せられる形で出張することになった。 ビジネスホテルでの不慣れな生活が始まった。やることは同じ、車に乗り、住宅街で降りて、ピンポンを押す。傘をさしながら歩き回ったのを思いだす。 状況は変わるはずもな

          【仕事の経歴】出版営業時代vol.3