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自分にキャッチコピーをつける

どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-4(該当ページ:30P)

自分のことを一言で言うと何?

タレントでもないんだから、何を偉そうにキャッチコピーなんて、と思われるかもしれない。でもこの考え方はこれからの時代に間違いなく必要な要素になる。

国民的美少女といえば「後藤久美子」だし(かなり古いけど)、侍ジャパンといえばサッカー日本代表を連想する。

僕らは日常においてその人、その対象物の名前で判断されているのではなく、このキャッチコピー(その人のイメージ、印象)で捉えられていることがほとんどである。

●●社に△△さん、では目立てない

残念ながら、社名+名字では、存在しないに等しい。物事を解決したり、探したりするときに、社名も苗字も連想対象にはならないからだ。

物流に強いのは、、、webマーケを深掘りしたい、、、会社登記したいけどよくわからない、、、など、人は具体的な解決策を模索する。もちろんネットで検索して解決することが多いが、やはり近くにいる専門家ほど頼りになる存在はないはずだ。

シェアオフィスと会社経営の印象

この前の土日の話。僕は東京の港区でシェアオフィスを運営しているが、一度しか会ったことのない知り合いからメッセージが来た。「会社の登記場所に使わせてくれないか?」という依頼。

ある業界では有名な方で、一緒にイベントをやったことがある。懇意にしていたわけではないが、爽やかな印象とスマートな印象。その彼からの依頼、休みとはいえ、なんとなく急いでいるように見えたから、即座に対応した。

昨日その彼から電話が来て、内情を聞いた。会社の運営、立ち回り上、どうしても急いで登記場所を変える必要があった。シェアオフィスをやっている知り合いはたくさんいるが、会社登記ということとすぐ動いてくれそうと考えた時に、都丸さんが浮かんだ、と言われた。

手前味噌には当然なるが、僕らは相手を具体的な印象=キャッチコピーに近いもので捉えているを改めて実感した瞬間だった。

自分のタグを3つ考える

印象とはあくまで相手が決めるものだ。自分で決めるのはおこがましいと思われるかもしれないが、どう思われているか、どう思われたいかを整理することは大切な作業だと思う。

インスタで自分を投稿する時につけるハッシュタグを3つ挙げるとしたら、を自分で考えて、そして、近くにいる人に聞いてみるといい。

ちなみに僕は
#ITに長けている
#情熱的である
#坊主 (体格が良い)
の3つだ。どうやら周りはこういう印象をもっているようだ。いずれもそれぞれは大したことないだろうが、確かに掛け合わせると希少性が高まる。

この行為は、なりたい自分を棚卸しすること、自分の強みを知ること、そして自分の軸を保つこと、につながる。他の誰かと比較したり、変えようのない状況を憂えたりせず、自分を大切にする。特に若い方には是非とも実践してほしい。

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