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リーダーこそ、できない自分を見せる

どんな時代でも生き残るリーダーの仕事 1章-8(該当ページ:42P)

双方が助け合う、使い合うマインドが大切

組織のリーダーに求められることは多種ある。マネジメント、資金繰り、顧客開拓、システム構築、、、全てをリーダーが対処できるハズもない

ゼウス神のように全知全能なら良いのだが、なかなかそうもいかず。いかにメンバーの力を活かすのかというスタンスが大切であろう。

どちらがスキルが上か、どちらが偉いかということではなく、物事を前に進めるために、誰の力が最も有用かという観点だ。上下関係ではなく、フィット感でお互いが助け合う形が組織には必要だと思う。

得意なところにフォーカスする

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受験勉強の弊害とも言えるが、全ての事象に対して平均点以上を求められるのが日本社会だ。一つでも不得意なところがあれば、それはあまり受け入れられにくい。逆に一つだけ飛び抜けていたとしても、他が悪ければ切り捨てられる傾向にある。

しかし、それは受験における事柄であり、ビジネスシーンには全て当てはまらない。組織で働く以上、お互いの得意を掛け合わせて形にすればそれでいいハズだ。

得意で負荷のかからない分野にフォーカスして、物事を作り上げる。「嫌なことをやるのが仕事だ」みたいな論調が未だにあるが、無用にストレスがかかるのは本末転倒だし、前時代的。チーム内で得手不得手を把握することはマネジメントする上で、非常に有効だと思う。

偉くないんだから、決して威張らない

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人の成長を最も妨げるものは慢心だと思う。社長ともなれば、社長の扱いをされる。いつしか己を錯覚し、言葉遣いやメンバーとの接し方も偉そうになりがちだ。

確かに苦労はしているだろう。日々の行動を理解されることもないだろう。だからと言って、威張る態度をとったところで、良いことはひとつもない

偉い人に人は惹かれない。惹かれたとしても長続きしない。会社という肩書きを失っても、価値が落ちないのは凄い人だ。凄い人は得てして、威張らず、腰の低い人が多いのではないか? 是非とも、信頼される凄い人を目指したいものだ。

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