つるぎ

ローテンションコメディカル。サブカル大好き。生息地はリハビリ室か本屋。 現在男児育成中。

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マガジン

  • 乳児血管腫治療にまつわるエトセトラ

    子供の顔に現れた乳児血管腫とその治療についてのあれやこれ。

最近の記事

稚児行列に参加した話

我が家の幼獣(1歳8ヶ月。ヒト科のオスだが中身は柴犬。発語は少ないも喃語は激しい。最近音楽に合わせて踊る)が通う保育園はバリバリの仏教系の保育園である。先日遅めの花まつりが開催されていた。 母である自分もルーツがお寺関係ということもあり、仏教系の園行事にさほど面食らうこともなく、やっぱりキリスト系行事はないのだなーと思うくらいである。 ちなみに幼獣のお友達のお母さんは、バリバリの仏教系行事にちょっとびっくりしたという。花まつりとか報恩講とか。 そういえば夫も「何それ!?」み

    • 1歳半健診の話

      我が家の幼獣(ヒト科のオス。1歳7ヶ月)の1歳半健診に行ってきた。 会場は3ヶ月健診と同様に市の保健センターである。 幼獣は慣れない場所に警戒モードだったが、そのうち脱走を試みていた。 1歳半健診の内容は①保健師との問診&発達の確認②計測③小児科&歯科健診④保健師と相談会である。希望者はフッ素塗布も行われた。 そんなわけでまとめ。 ①保健師との面談&発達の確認 主に発達について。 内容は積み木とカードによる呼称確認。「わんわんどれ?」という保健師の確認に対して指差しで答

      • 1歳半の発達の話

        我が家の幼獣(ヒト科のオス。さつまいもが好き)が、満を持して二足歩行を開始した。 遅い。 まあそれは良いとして、ある夜急に歩き出した。見ていた親は青天の霹靂である。 しかも歩き方は結構仕上がっており、どう見てもさっき歩き始めましたという感じではない。結構スタスタ歩いている。 実は前から歩けていたのではなかろうか? やる気がなかっただけで。 1歳児クラスで唯一、ハイハイで移動していた幼獣だが、突然の二足歩行に園の担任だけではなく、同じクラスのママさん達も幼獣を見て「え!?歩

        • 乳児血管腫の内服治療を卒業できなかった話

          先日、乳児血管腫の定期通院を済ませてきた。 形成外科と小児科の2ヶ月に一度のお勤めである。 前回の形成外科診察時に、今回診察時に乳児血管腫の色味や大きさが変わりなければ内服治療は一旦終了の予定だった。 その予定だったのだが…。 形成外科診察時、前回の写真と今回の血管腫の写真を見比べた形成外科Dr。気さくな人柄のお兄さん(失礼)といった感じのDrは首を傾げた。 「なんか…赤み増してない?」 「そうっすね…」 「薬…ちゃんと飲めてた?」 「気管支炎になって気管支拡張薬使って

        稚児行列に参加した話

        マガジン

        • 乳児血管腫治療にまつわるエトセトラ
          6本

        記事

          少子化と過疎地域の話

          先日、こんな話を聞いた。 『平成の頃、市内のある農村地域にお嫁さんがやってきた。数年経っても子供がおらず、そこの自治会長が「なんの為に嫁に来たのか」と説教をしに家に行った。しかしそれを問題視したそこの若夫婦は出ていってしまい、街の方へ引っ越した後2人の子宝に恵まれた。』 とんだドン引き話である。いくら子供がいない地域とはいえ自治会長がこんなこと言うとは。 そんなことした結果がコレなのがまた皮肉だ。 さて、話は現在に戻すが、以前保育園の子育てサロンで出会ったとある親子は、

          少子化と過疎地域の話

          保育園日誌2

          保育園に入園して早5ヵ月、慣らし保育の時期は泣いていたが、現在はかなり慣れたらしく泣くことは全く無い。 そんな幼獣は母の勤務時間の都合上早朝保育を利用している。 住んでいる自治体の中でも定員人数が最も少ない幼獣の園は、早朝・延長保育は異年齢保育である。そう、否が応でも上のお兄さんお姉さん方にもみくちゃにされるのだ。 主任先生曰く、「早朝・延長保育チームは独特の結束感がある」とのこと。 そんな幼獣は登園し、早朝保育の部屋に入ると必ずいつもの年長・年中のお姉さん方に「幼獣くーん

          保育園日誌2

          乳児血管腫内服治療中に気管支炎になった話

          我が家の幼獣(1歳4ヶ月、ヒト科のオス。最近ゆかり和えが嫌いなことが判明)が熱を出した。 発熱なんぞ日常茶飯事なので珍しくもなんともないが今回は毛色が違った。 天皇誕生日、三連休初日の午後、やたら湿性咳嗽を頻発させる幼獣に、これはもしかすると発熱フラグかと思っていた。 案の定翌朝38.8℃。ホカホカに仕上がっている。 しかしながらその日は両親共に出勤のため、実家の母に事情を説明し実家病児保育を依頼した。 祖父母宅での幼獣は、「アンタ本当に熱あるの?」と実母がツッコミを入れ

          乳児血管腫内服治療中に気管支炎になった話

          1歳3ヶ月児の運動発達の話

          前回、尺取り虫走法の独特なずり這い移動をしていた我が家の幼獣。 満を持してハイハイを始めた。 ハイハイ開始が1歳2ヶ月である。「遅くね?普通歩き出す時期じゃない?」と思われるであろう。自分もそう思う。遅くね? まあ、こればかりはヤツのやる気次第なので、例え同じ0歳クラスの面子が歩いていてもそれに触発されることはないのだ。やる気! そんな幼獣は正月明けより尺取り虫走法から完全にハイハイへとシフトチェンジを果たした。前輪駆動よりも四駆のほうがオフロードでも移動しやすいこと

          1歳3ヶ月児の運動発達の話

          適当幼児食レシピ(かぼちゃのコロッケ編)

          備忘録として書いておく。 ちなみに1歳1ヶ月の幼獣がこのコロッケを食べる予定である。ヤツは歯の数が月齢の割に多いので園で幼児食に移行した。 なお、自分は手作り派でもなく、食育に拘っている訳でもなく、市販のBFに手づかみ食べ幼児食が無いので作っているだけである。普通に市販のゼリーとかプリンを食べさせたりするので多分食育とかそのへんに拘る方々とは宗派が異なる。 【材料】 ・かぼちゃ…1/4〜1/8個 ・ツナ…今回はオイル不使用を使った。ツナじゃなくてもお好みの具材で ・マヨネー

          適当幼児食レシピ(かぼちゃのコロッケ編)

          予防接種と保育園の洗礼の話

          先日、幼獣にヒブワクチン&肺炎球菌ワクチンの追加接種を行ってきた。 その際に医師から「久しぶりに打ったから熱が出ることもあるよ〜」と言われ帰宅した。 そして、予防接種翌日に熱を出した幼獣。景気よく38℃台である。 「副反応キタコレ」と思いそのうち下がるさと特に気にせず過ごしていたのだが、翌日も翌々日も熱は上がったり下がったり。39℃台。ホカホカ肉まん状態。 ついでに何か発疹も出てきたので、コレ違うやつじゃね??とかかりつけ小児科を受診した。 相変わらず小児科は激混みであ

          予防接種と保育園の洗礼の話

          彼の見た目の話

          ある日、夫が幼獣を抱っこしながら呟いた。 「俺の遺伝子、幼獣の性別くらいにしか寄与してなくね…?俺の要素ないんだけど…」 そう、我が家の幼獣は9割の造形が母親である自分である。 自分の乳幼児時代のアルバムを見る限りほぼクローンかと思うレベルである。 なので、職場関係や知人に会うと必ず言われるのが「ママと同じ顔してるね…」である。「ママ似」ではなく「同じ顔」。恐るべし遺伝子。 義家族ですら夫に似ていると言わないレベルなのでクローン具合を推して知るべし。 そしてこの幼獣、凄

          彼の見た目の話

          1歳0ヶ月児の運動発達の話

          10ヶ月健診時点でずり這いオンリーの運動発達だった我が家の幼獣。 1歳0ヶ月の現在、幼獣の運動発達は若干の進化を遂げた。 ・ずり這い姿勢→座位 ・座位→ずり這い姿勢 ・つかまり膝立ち この3つが自力での遂行可能となった。 ハイハイは未だにする気配はない。微塵もない。 そもそも、よく考えると独特なずり這いで結構俊敏かつある程度の距離を移動できるのだ。ハイハイする必要性はヤツにとってはそんなにないだろうと思われる。 つかまり立ちも介助下であれば可能となったが、イマイチ体幹

          1歳0ヶ月児の運動発達の話

          子供の熱で仕事を休んだ話

          我が家の1歳児こと幼獣が熱を出した。 復職して数週間、一度も保育園からの呼び出しがなく、風邪を引いても鼻水と咳だけで元気いっぱいのヤツは、もしやめちゃくちゃ頑丈なタイプなのではないかと思っていた。 そんなある日、いつものように保育園に幼獣を迎えに行ったところ、担任保育士から神妙な表情で幼獣を抱いて現れた。 「幼獣ちゃん、熱出ました〜」 「あらま」 「お昼寝から起きて体触ったらすごく熱くて、測ったら39℃でして」 「まじすか」 昼食もおやつもしっかり食べたらしい幼獣は、

          子供の熱で仕事を休んだ話

          保育園日誌

          今月より自分の職場復帰に伴い、幼獣が満を持して保育園に入園した。 阿鼻叫喚の保活の経緯は以下を参照されたい。 なお、今年度の弊自治体の保育園の途中入所はもはや無理ゲーだということが関係各所からの情報で分かったので、本当にタイミングというか運が良かったとしか言えない。 閑話休題。 そんなわけで月初めから慣らし保育がスタートした。 初日と給食開始日は親同伴だった。 毎週子育てサロンに行っていたにも関わらず、慣れない環境には警戒心剥き出しの柴犬的性格の幼獣は案の定野太い雄

          保育園日誌

          10ヶ月健診の話

          先日我が家の幼獣は10ヶ月健診を受けた。 ついでに入園前健診も。 内容は身長体重頭囲胸囲の計測と、小児科医による発達の確認、診察である。 最近の幼獣は、自宅の風呂以外で服を脱がされるとマジギレあそばせる。「なんでおれのふくをぬがすんだ!」と言わんばかりのキレっぷり。大号泣。大轟音の咆哮である。 そら知らん場所でパンイチにされりゃ怒るのは致し方あるまいが、流石にいきなり脱がすのも申し訳ないので毎回その都度「体重測るから服を脱ぐ」と伝えてはいる。通じないのでこればかりは根気

          10ヶ月健診の話

          乳児血管腫治療まとめ

          3ヶ月健診で小児科医に「乳児血管腫治療適応!治療オススメだよ!」に端を発した幼獣の治療。 ヘマンジオルシロップ内服治療を開始してから半年が経過し、件の血管腫が今どうなったかというと ヘマンジオルシロップすっげぇ…薬価クソ高いけど元は取れるわ… というレベルで薄くなっている。 治療開始時にはガッツリいちごです!という感じだった血管腫は、厚さ2〜3mmだったのが今では平らにボリュームが減っており、色味も擦りむきましたか?程度の薄さで、初見で幼獣を見た人が一見気付かないレベルと

          乳児血管腫治療まとめ