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保育園日誌2

保育園に入園して早5ヵ月、慣らし保育の時期は泣いていたが、現在はかなり慣れたらしく泣くことは全く無い。

そんな幼獣は母の勤務時間の都合上早朝保育を利用している。
住んでいる自治体の中でも定員人数が最も少ない幼獣の園は、早朝・延長保育は異年齢保育である。そう、否が応でも上のお兄さんお姉さん方にもみくちゃにされるのだ。
主任先生曰く、「早朝・延長保育チームは独特の結束感がある」とのこと。
そんな幼獣は登園し、早朝保育の部屋に入ると必ずいつもの年長・年中のお姉さん方に「幼獣くーん!」と囲まれる。早朝保育チームで未満児は数少ないらしく、大変可愛がってもらっているようだ。なにより。

幼獣は今年度0歳児クラスに在園中だ。
今年度0歳クラスは怒涛の途中入所ラッシュだったらしい。農村の保育園なので園児自体元々多いところではなかったのだが、令和3〜5年生まれがかなり多いらしく兄弟枠以外では幼獣の申し込みを最後に0歳児クラスの途中入所の受け入れは終了したそうだ。間一髪。

そんな幼獣、かなりゴーイングマイウェイというかマイペースに過ごしているらしい。1歳児は大体みんなそんなもんだと思うが、幼獣の場合みんなで遊んでいる中で一人全く別行動を取ることが度々あるそうな。

新しいおもちゃや遊具が部屋に設置されると、月齢高いチームが真っ先に興味を示して遊ぶ中、何故か警戒し始めるようで、2、3日周りの子が遊んでいるのを遠目で観察し安全だと判断したらようやく遊び始めるらしい。慎重派にも程がある。

またある日は部屋の隅でひたすら絵本を読み続けたり、またある日はみんなが遊んでいるのをそっちのけでつかまり立ちに勤しんだりと、我が道を行っていた。

入園当初から言われていたのが「幼獣くん、周りをじっと観察していることが多いです」だった。砂場に行っても砂で遊ぶよりは、園庭で遊んでいる他学年の動きを観察したり、砂遊び道具をじっくり観察したりと中々独特な感じだという。
基本的に自分が遊ぶよりも、周りが何かをしているのを見ているのが好きらしい。そして興味がそそられれば自分でもやってみる、というスタンスなようだ。

しかしずっと単独行動をしているわけではなく、最近では休み明けの女の子に声をかけてみたり、月齢近い組の同じテーブルの男の子と一緒に遊んだりとそれなりに人付き合いもしているらしく親としてはちょっと安心した。

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