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水風呂と外気浴などなど

1大きく息を吸って吐きながら入る


 サウナから出たあとは汗をシャワーなどで流してから水風呂へ入ります。いきなり冷たい水に触れるのは温度差があるので危険なので、ぬるい水から浴びて、『入るぞ』と身体に触れさせるのも一つです。

①そして入る際に息を止めた場合
 横隔膜は下がり腹部にある多量の血液がグーっと押し出されます。その反動で血液は心臓に戻り心拍数が上がります。これは心臓に負担がかなりかかるということがわかります。それにもかかわらず息を止め、寒さで身を縮めていると、横隔膜は下がった状態を維持するので、心臓に負担がずっとかかってしまいます。これが”心臓ばくばく”の原因です。
②入る際に息を吐きながら入る場合
 息を吐くと横隔膜が上がります。すると、横隔膜によって押し出される腹部の血流量が減るため、心臓に戻る血液も減ります。なので、心臓への負担が減り、”ばくばく”感が抑えられます。こうすることによって冷たい感覚も和らいできます。和らいできてじっとしていると膜のようなものが発生します。これを『羽衣』と呼びます。

2水風呂は浮遊が理想だ!

水風呂は肩までしっかり入ることをお勧めします。
頭の先まで入れる施設であればすっぽり入って浮いてみてください。笑
なぜ浮くことがおすすめかと言うと、水風呂では下の方が温度が低くなり水圧がかかるため、体育座りのような状態でつかると足が冷えやすくなるからです。体の高低差をなくすために、水平になることが重要=浮遊がベストです。さらに脱力感は最高です。
一番ダメなのが足先だけ入ることです。冷たいからと言って、足だけになると寝つきが悪くなるし冷え性の原因にも繋がります。やめとこう!

3外気浴の効果効能


①水風呂から出たら素早く体を拭き、外気浴に向かいます、体を拭くのは気化熱で冷めないようにするためで、乾いたタオルの方が水気を綺麗に取れますが、濡れタオルでも問題ありません。

今の状態は体は熱を閉じ込めている状態で、深部体温はサウナに入ってる状態よりも上がっています。一回のサウナで、約0.8°上がり水風呂で0.2°下がり0.6°上がっている状態になっています。さらに水風呂に入ってことで、皮膚表面の毛穴や血管が閉じているので、熱を逃さなくなっている状態です。

拭き終わったら横になる体勢が一番ベストです。横になることで、全身に血流が流れやすくなり副交感神経がより一層有利になります。
ダメな状態が起立(立った)状態が一番最悪です。下半身の血液が重力に逆らって循環するため心臓に負荷がかかります、なるべく座れるところか、横になれるスペースを探していくのも大事です。


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