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#3 中小企業診断士とドイツ

こんにちは。前回の投稿からまた間隔があいてしまいました。

前回までの投稿は、3つ合わせて自己紹介みたいな話をしてきたので、そろそろそこからは脱して、今日は今の活動について書きたいと思います。

ドイツに赴任してからはや5か月が過ぎ、日々英語とドイツ語に悪戦苦闘している私です。
ドイツ語に関しては、仕事で使う機会はほぼないのですが、元々大学時代に勉強していたこと(詳細は一個前のnoteを参考ください)と、日常生活ではなにかとドイツ語ができないと不便、という二つの理由で、勉強をしています。

赴任する前は、会社の赴任前レッスンという形で、ベルリッツのオンラインを20回くらい受けて、赴任後は、同僚のススメでChatterbugというオンラインドイツ語会話を受けていました。

Chatterbugは会話に慣れるという意味では、非常に良かったのですが、細かい文法を学べなかったり、先生によって少しクオリティに差があったりでどこかで区切りをつけたいと思っていました。

そんな最中、会社のOBの方がオフィスに立ち寄られたときに、ゲーテインスティテュートの存在を久しぶりに聞くことになります。

ゲーテインスティテュートとは、ドイツ政府が設立し、運営する国際文化機関のことで、日本にも青山に東京校があります。
一言でいえば、ドイツ政府お墨付きの語学レッスンが受けられる語学学校といったところでしょうか。

元々、学生時代にドイツを志し始めた時に、青山に足を運んだことがあり、その存在は知っていたのですが、当時は費用や諸々のハードルがあって、意気消沈して帰宅した記憶しかありません。
OBの話によると、会社からすぐ近くのデュッセルドルフ駅近くにあり、非常にレベルの高いレッスンが受けられるということで、速攻でデュッセルドルフ校に行き、チラシをもらってきたのでした。

色々悩んで、8月にChatterbugのアルティメットコース(月に30レッスン)を全部受けられたら、ゲーテに移籍しようと半分思いつきで決意しました。出張の嵐と業務の狭間でもがきつつ、なんとかクリアし、入会手続きとクラス分けテストを速攻で受け、10月からゲーテのB1-2という講座を10-12月の3か月で受けることになりました。

私が受ける講座は、2.5時間のレッスンを毎週2回(火曜日と木曜日)受けるもので、割と短期集中な感じです。
診断士試験で社会人の受験生活は経験済みですが、当時は全部オンラインで場所と時間を選ばなかったので、通学でこのスケジュールはなかなかハードです。診断士の受験を終えた時、勉強することはあっても学校に通うことは二度とないだろうと思っていましたが、まさか舌の根も乾かぬうちに、遠い地ドイツで学校に通うことになるとは・・。


・・すみません、、ドイツ語の話しかしていませんね。。。
ただ、将来中小企業診断士としてドイツに戻ってくるという目標と予感があるので、これも診断士としての活動の一環とは自分では思っていたりします。

診断士としての活動としては、JETROや日本にいた時のパートナー会社さんと話をしながら、相変わらず地道に活動の基盤を整えています。
この辺の話も追々ちゃんと書きたいと思っていますが、海外で中小企業診断士として活動をするのは想像以上にハードルが高いとこっちに来て痛いほど思い知りました。
某所には、「中小企業診断士は、日本の資格。欧州の法規に関する知見、活動実績がないのに、こちらで活動するのは無理でしょう」とばっさり言われたこともあります。それは重々承知の上で相談しているんだけど・・と悲しくなったりもしました。

表立って活動されている中小企業診断士もいらっしゃらず(自分が見つけられていないだけかもしれませんが、いたとしてもかなり少ない)、基本は孤独にゼロからコツコツ積み上げていくしかありません。

そんな中でも、面談や話を聞いてくれる方には感謝の気持ちでいっぱいです。
今は、事業再生を究極の目標に据えつつ、中小企業の海外進出支援というもう一つ別の観点から携わる機会を増やすべく日々奮闘中という感じです。
具体像をnoteに書くまではまだまだ時間がかかりそうですが。。


やや尻切れトンボな感じはありますが、それではまた!




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