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親子3代ドイツ旅行記 その1 計画編

はじめに

2023年のゴールデンウィークは、73歳の母と5歳の息子とともにドイツ旅行をしてきました。
高齢の親との旅行、鉄道好きな子供との旅行で役立つ情報を書いておきます。


なぜドイツに行くことにしたのか?

73歳の母は、ここ数年世界遺産検定の勉強をしており4級→3級→2級とトントン拍子に合格し、現在1級合格のためのお勉強中。

そんな母が
「死ぬ前にヨーロッパで世界遺産でもみたいなぁ」
などと呟いたものですから
「じゃ、行っちゃう?!」
ということになり、73歳の母、43歳の私、5歳の息子でヨーロッパ旅行が決まりました。

去年などは、母が膝を痛めて歩けなくなったりもしたので、行けるチャンスは限られているなと感じ、航空券がめちゃくちゃ高かったんですけど思い切りました。

高齢者との海外旅行で気をつけること

高齢者との旅行で気をつけることなど、ブログを読み漁るとこんなポイントがありそう。

  • 移動は極力減らすこと

  • 健康な成人の倍くらいの余裕を持ったスケジュールを組む

  • 到着日と出発日は何も予定を入れない

  • ホテルは贅沢に

なるほどー。倍くらいの余裕かぁー。ふむふむ。

で、これらに従い、1つの都市を拠点に動くことを決意し、母に

「世界遺産、たった一つだけ行くならどこがいい?」
と尋ねたところ、
「アーヘン大聖堂!」
との回答でした。

そもそも、アーヘン大聖堂がどこにあるのかも、各都市の位置関係すらわかっていなかった私。

おお、ベルギーとオランダの国境に近いところにあるのね、アーヘン大聖堂!

最寄りの国際空港を調べてみると、フランクフルトのようです。そして、鉄道で行けるらしい。
と、いうことで、フランクフルトを拠点にアーヘンへ小旅行を目玉に据え、その他はフランクフルトから日帰りもしくは1泊程度で行けるところに行くことにしました。


青丸が後半戦の行動範囲のイメージ

5歳の息子にとっての楽しみとは?

とはいえ、5歳児にとっては世界遺産の見学はあまり魅力的ではないだろうな、と思いつつドイツについて調べていたら、こんな本を発見。

なんて素敵な本w

鉄道で旅するドイツ
https://amzn.asia/d/022pRJ3

て、鉄道で、旅するドイツwww
子鉄の息子にピッタリじゃないか!

ということで、かくして鉄分多めの世界遺産巡りの旅が決まったのでした。

事前にスケジュールを決めすぎない

最初から決めておいたスケジュールはとても、ゆるく、10泊の予定はこんな感じ。

  • 夜の到着なので1日目と2日目はフランクフルトに泊まってドイツに慣れる

  • 最終日の前の日もフランクフルトに泊まりゆっくり過ごす

  • 3日目と4日目は大きなスーツケースをフランクフルトのホテルに預けて、小さなスーツケースで2泊ケルンに滞在する

  • 5日目以降は母と息子の体調を見ながら現地で決める、基本日帰りの旅をする

とてもゆるーくしたのですが、これが大成功でした。やはり高齢者、どこで疲れが溜まるかはやってみないとわかりませんからね。結局後半戦ではフランクフルトでのんびり日を2日ほど設けました。

旅の記録はまた書こうと思いますが、絶対に押さえたいポイントを忘れないうちに書いておこうと思います。自分が、こうしておけばよかった!というのも含めてどなたかのお役に立ちますように。

出国前の準備段階で役立つTIPS

  • プリペイドSIMはデータSIMではなくて絶対に通話SIMの方が良い!!!

    • アプリでサービスを利用する場合に電話番号の登録が必須だったり、SMSで連絡を取ったりするので電話番号がないと不便です。

  • booking.comのアプリがめちゃくちゃ便利!

    • ホテル予約からタクシー予約から(レンタカーやツアー予約も)完結できます。

    • 困った時のチャットサポートが迅速で的確でした。(英語でした)

  • ジャーマンレイルパスがめちゃくちゃお得!鉄道旅するならマスト!

    • eurailアプリと組み合わせて使い勝手が激上がりします。

    • 遅延も多いのでDBナビゲーターアプリも入れておくと現状把握がしやすいです。

  • クレカではなくソニーバンクウォレットとWISEでお得に!

    • クレカは手数料が高いのでソニーバンクウォレットとWISEでレートの良い時に現地通貨を移しておいて使用することができます。このふたつはVISAとMASTERなど、カードブランドを別にしておいた方がいいです。

  • 子連れ(未就学児)なら、乗れるスーツケースが神アイテムに!

    • ふらふらどこかに行きたがるこお年頃の子供が喜んで乗ってくれるスーツケースが最高に重宝しました。

いやー、本当にテクノロジーの力で個人旅行がここまで快適になっているとは、驚きです。
詳細はまた書きます。


ドイツの新幹線 ICE


今回1番お世話になった、神アイテムの車型スーツケース

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