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お客さんの要望に最適な解決策を提案する。|グラフィック&動画クリエイター 阿部正和

こんにちは!学生支援部の石岡です。
前回のインタビューに引き続き、クリエイターの声をお届けします!

今回は、グラフィックデザイナー&動画クリエイターの阿部正和さんです。動画スクール「MOVIMO」講師である岡田先生の下で動画編集を学び、今では「MOVIMO」大阪校のチューターとしても活躍されています。
二刀流のクリエイター、その働き方に迫ります!

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▽クリエイターインタビュー第一弾の記事はこちら!


▽そもそも動画スクール「MOVIMO」って何やねん、と思っている方はこちらの記事もどうぞ!

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プロフィール

前職ゴルフのクラブフィッターから一念発起し、転職を果たしたグラフィックデザイナー。有名飲食店・建築企業・病院などさまざまな業種のデザイン案件を経て、動画の必要性、重要性を感じスクールに通う。その後デザイン会社を設立し、動画クリエイターとしてもキャリアをスタート。恩師の岡田先生を中心として同期の仲間と共に、映像作品とブランディングを軸としたクリエイター集団であるNONFICTIONを結成し、動画スクール「MOVIMO」の立ち上げにも携わる。面白いものを作りたい、そんな思いで日々作品づくりに没頭中!

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「これからの時代はやっぱり動画」

―なぜ動画編集を学び始めようと思ったのでしょうか?

阿部:元々、グラフィックデザイナーという仕事をしていました。紙媒体でいろいろな制作物等を作る仕事なんですけど、どうしても客単価が低くなってしまうという悩みがあって。より仕事をしやすくするためにはどうしたらいいかを考えた時に、これからの時代はやっぱり動画だと気づきました。

―岡田先生とはどのように出会ったのですか?

阿部:動画のスクールについてたくさん調べて、体験会もたくさん行きました。その中で、岡田先生が当時運営されていたスクールの、岡田先生の体験授業を受けた時に本当に分かりやすくて。これなら僕でも、仕事をもらえるレベルまで動画をきっちり最後まで学べると実感したので、岡田先生に習うことを決めました。

―いろんな体験会に参加されたのですね!スクールを比較するうえで重視していたことはありますか?

阿部:対面授業を重視していました。自分が分からない時やつまずいた時に、すぐ質問できる体制のあるスクールを探していましたね。

―「MOVIMO」の対面授業も、すぐ聞いて解決できる良さがありますね。

阿部:そうなんですよね。自分で調べて1時間、2時間を使うよりは、質問して1分、2分で答えを教えてもらえたほうが、短縮できた時間を自分の勉強にも自由に使うことができます。その点でもやっぱり、対面授業があることを重視してスクールを探していました。

高め合える「横同士の繋がり」

―実際に授業を受けて、どのように感じられましたか?

阿部:もちろん動画を習得することを前提として学ばせてもらったので、動画の技術はみるみる上達していきました。

阿部:他に僕が良かったと思っていることは、横同士の繋がりですね。僕が通っていた時はけっこう若い世代が中心に集まっていました。職業もばらばらで、映像クリエイター、ECサイトの運営者、大学生もいました。お互いの仕事内容などいろいろな話をしていく中で、刺激をもらえたり、高め合えたりできたのかなと思います。今でも繋がりがあります。

―学んだ期間はどれくらいでしたか?

阿部:5ヶ月です。

―「MOVIMO」と同じですね。5ヶ月って短いですよね。

阿部:短期集中だからこそ頑張れたのかなという気はします。特に、僕がスクールに通っていた時はコロナが流行し始めた頃だったので、自粛期間にちょうど家でずっと学ぶことができました。集中して勉強できましたね。

―家では、どのように動画の勉強をされていましたか?

阿部:もちろんスクールで出た課題には取り組みましたが、自主トレーニングもしていました。特に、After Effects(以下、AE)*¹の画面の切り替わりのトランジションなどのチュートリアルをYouTubeで検索して、やり方や動き方などを自分で学んでいましたね。授業外で自分ができることをどんどん増やしていきました

AE*¹:Adobe社が提供するソフトウェア。モーショングラフィックスやビジュアルエフェクトを作成できる業界標準ツールである。


撮影実習時、抜群のアドリブ力を発揮する阿部さん(ベンチ上)

「よりお客さんに見やすく、分かりやすく」

―グラフィックデザイナーの阿部さんが、動画編集を学んで良かったと思うことはありますか?

阿部:動画を作る時の画面構成やレイアウトの考え方は、普段の仕事で制作しているチラシや名刺のレイアウトとほぼ同じではあります。なので、よりお客さんに見やすく、分かりやすく伝えられるような画面構成という点では、動画編集のスキルはグラフィックデザインの仕事でも生かされています。もちろん、グラフィックの仕事で培った技術は動画の仕事にも生かされていると思います。

―実際に初めて案件を獲得したのはいつ頃でしたか?

阿部:在学中の4、5ヶ月目くらいですかね。

―動画を学びつつお仕事もされていたのですね!初めての案件はいかがでしたか?

阿部:僕が作品として出しても恥ずかしくないと思えるレベルまで、岡田先生がきっちり指導してくれたので、作品の完成度には自信を持って出せました。

―感動の瞬間ですね!

阿部:そうですね。我が子が旅立つような。(笑)


動画は「お客さんの問題を解決するための1つの手段」

―お客さんとの関わりで気を付けていることはありますか?

阿部:事前の打ち合わせ等を入念にするようにしています。実際に会って打ち合わせをしたり、会えない時はズームでも対応したりしています。直接話を聞いて、お客さんの叶えたい要望を自分の中で咀嚼できるようにはしてます。

―話を聞くことが大事なのですね。でもイメージは見えないものだから難しいのでは?

阿部:そうなんですよ。グラフィックでも動画でも、こちらにはお客さんが考えていることが分からないので、お客さんの頭の中を当てましょうゲームをすると、仕事が終わらないんですよね。お互いの考えをすり合わせるための事前の打ち合わせは入念にさせてもらって、無駄な時間にならないように心がけています。短時間で相手の懐に入って、本当は何をしたいのかを聞き出すために、ある程度のコミュニケーションスキルは必要かなと思います。

―お客さんの意見を踏まえた動画の企画は、どのように学ばれましたか?

阿部:ディレクションに関しては、岡田先生がかなり深いところまで教えてくれるのでとても勉強になりました。

阿部:ただ、スクールで習ったAE、Premiere Pro(以下、Pr)*²は単なる手段だと思っています。一番大事なことはそれを使って何をするかです。お客さんの要望を叶えるための最善の手段が動画であれば、AEやPrを使ったコンテンツを提供します。ですが、もしかしたら最善の手段が動画ではないかもしれない。もし、紙1枚、チラシ1枚で解決するのであればそちらを、CMなどもっと大々的な手段が最善だと思えば、そちらを提案するかもしれません。

Pr*²:AEと同じくAdobe社が提供している動画編集ソフトウェア。プロの映像制作者から初心者まで、幅広く利用されている。

阿部:今学んでいることはお客さんの問題を解決するための1つの手段だと思っているので、お客さんへのインタビューによってより最適な解決策を考えていますね。

―デザインのコンサルみたいですね!動画を学んだことで手段が増えたのですね。

阿部:それは間違いないですね。グラフィックデザインだけではなく、動画も提案できるようになったことはかなり良かったと思います。

演技派の阿部さん(左)

「とりあえず筆を動かしてみることが大事」

―デザイナーの阿部さんにぜひ教えていただきたいのですが。良いデザインはどのように考えればいいのでしょうか。

阿部:僕もデザインの部分で悩むことはあります。大御所のデザイナーと駆け出しのデザイナーの違いは経験値なんです。たぶん大御所のデザイナーの方は今まで積み上げてきた経験があるので、書き出しが早いんですよ。

阿部:なので、とりあえず作ってみるしかないというのが極論だと思います。絶対的な経験値があれば、どんな風に作るかの方針を考えられると思うので、とりあえず筆を動かしてみることが大事です。

―実際に自分で制作する中で感覚が身についていくのですね。

阿部:おそらく、みんなその動き出しの一歩が遅いと思います。僕も今家で仕事をしているのですが、どうしてもやる気スイッチが入らないことがあります。やる気スイッチってどこにあるかを考えた時に、僕はお尻にあると思っていて。(笑)とりあえず仕事の椅子に座ってみる。そうすれば自然と手が動いて、勝手に仕事が始まります。とりあえず動いてみる、とりあえず作ってみるってけっこう大事かなと思いますね。

―阿部さんでもモチベーションが下がることがあるのですね。

阿部:ありますよ!絶対家のソファーに寝転がってONE PIECEを読んじゃいますよ。1巻から。

―1巻からって長いですね。(笑)

阿部:1日作業です。(笑)

阿部さんと岡田先生

「面白いもの、楽しいもの作っていきたい」

―今後、やってみたいことはありますか?

阿部:やりたいことはたくさんありますね。僕の所属するNONFICION*³は、元々岡田先生が何か面白いことやろうと呼びかけて、それに賛同してきた人が集まったグループです。なので、みんなで映画も撮ってみたいですし、何かしらのパロディーのような面白い映像も撮ってみたいです。「MOVIMO」のチューター業に余裕が出てきたら、面白いもの、楽しいもの作っていきたいなと思っています。

NONFICTION*³:空想の形の事象(FICTION)をアイデアの力で現実の形にしていく(NONFICTION)をテーマに、映像とブランディングを軸として、あらゆるクリエイティブを作り出していくクリエイター集団。

―これから動画を学びたい人に向けて、一言お願いします!

阿部:これから動画を始める方には、自分で食べていくための技術を身につけられたらいいなと考えている方が多いと思います。その中で大事なのは、横の繋がり、仲間だと思っています。おそらくずっと1人でやっていても寂しいし、いずれ限界がくるんですよね。「MOVIMO」では横の繋がりも大事にしているので、今後一緒に仕事ができるビジネスパートナーが見つかるかもしれません。そこも期待して「MOVIMO」に来てもらえれば!

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阿部さんのように、動画で仕事の可能性を広げたい方はぜひ下記のオフィシャルサイトをチェックしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!


【動画スクール「MOVIMO」の基本情報】

●公式HP:MOVIMO | 動画クリエイター育成スクール モビモ

●公式Twitter:https://twitter.com/MOVIMO_School?s=20&t=pxHEQ3Qqu5JDjNVcKGDchw

●公式Instagram:動画育成スクールMOVIMO(@movimo.movie) • Instagram写真と動画


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