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他者と働く

今日は読書感想文と言うよりは読んでどう使ったかと言う話をしていきます。お付き合い頂けると嬉しいです。

読んだ本は                    他者と働く「わかりあえなさ」から始める組織論   

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他者との溝についてとどのように橋をかけて対話をするかについて書かれています。ここに書かれている事は技術的問題ではなく適応課題についてです。

適応課題とは?

筆者は4タイプに分けています。          対立型 会社においてある部署が楽をすると他部署に負担がかかるアレです。お互い正論ですが折り合いをつけるのが難しい問題です。              ギャップ型 大切にしている価値観と実際の行動にギャップが起こるケース。例えば新しい技術に変革しないのは経営者のせいだ。その中には導入コストや社員自体が使いこなせるスキルがあるかなど相手側にも言い分はあるわけです。                   抑圧型 言いにくい事を言わないケース。言ってしまうと別の厄介事に巻き込まれて損をするので問題提起できない。                      回避型 痛みや恐れを伴う本質的な問題を回避するために逃げたり別の行動にすり替えるケース

4つのケースは人と人の関係性で生じている

これらの問題は相手側の立場に立つなど観察する事、介入し対話する事で解決する手法等を例を挙げて記載されています。

読んで得た内容をどう活かす?

ここで少し僕の話をします。会社では約1.5億円の在庫を抱える倉庫の責任者をさせてもらってます。部下は12人いるおかげで特に大きな残業をさせる事なく繁忙期を除いては95%定時で退勤できるようになりました。   しかし個人の実力差による作業量の差も大きくなり今人間関係はピリピリしてきたと感じます。その中で仕事をしていないと周りから言われている人の言い分や不満をどう解消するか考えてみました。          添付の写真は手書きなので下手です。

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まずは不満を聞いたことがある内容を挙げてみました。とりあえず10個。アインシュタインの言葉だったと思いますが問題を解決する時間が1時間あるなら、問題定義に55分使い、残りの5分を解決策を考えるのに使うだろうとの言葉通りここに1番時間かかりました。

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次に原因を考えます。実際最初の作業を出す段階ですぐに出てきました。

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最後に改善方法と僕が介入できる内容と問題の難易度を考えました。解決策については本人と面談しながら自分で答えを出してもらおうと思ってます。そして難しく大事なのは承認も大切ですが正しくない事は気持ちは尊重しその考え方自身は共感したとしても手段としては認めず正しい方向を理解してもらう事だと思います。ここは繊細に対応したいです。

まだ一人分ですが全員分やります。管理職になりもうすぐ5年、最初の1年目に自分の力不足で一人辞めて以来誰一人大きな病気怪我なく一緒に働いてくれてます。今のメンバーとずっと一緒にやれるようにまずは自分が考えを聴いて頼れられるように成長していきます。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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