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「出戻り」さんが改革先導 富士通、転職者を再雇用 ~本日日経より~


今日の日経より退職した人材を再び正社員として受け入れる企業が増加しているとある。実際に再雇用の制度がある企業は全体の9%、5000名以上に絞ると20%

メリットとしては採用コストミスマッチを減らせること、デメリットは再入社者の年収は平均2~3割ダウン、生え抜き社員との待遇・評価のバランスが難しい。

記事では富士通の例が挙げられている。富士通の社員が大きなプロジェクト終了後、上流の企画も経験するためアクセンチュアに転職。転職後、富士通と一緒に仕事をする機会があり、改めて富士通の良さを実感。ちょうど先輩社員から声がかかり再入社を決断。

2020年の国内の転職者数は319万人。雇用の流動性が高まるなか、企業が競争力を維持するには退職者が外部で培った能力を十分に発揮できる環境づくりを整えることが重要。

自分に置き換えると退職してベンチャー企業に入社をしたが、前職を嫌いになって退職したわけではない。十分に良さも理解している。現職では新たなステージでチャレンジをしているが、これから一生いるわけではない。選択肢として出戻りがあってもいいと感じる。前職では見えていなかった景色を今は見ている。まだ出戻り制度がある企業は9%と決して多くない。辞めた社員を冷遇する、これはファンを一人減らしているということ。辞めた社員とも接点を持ち続けることで競争力を維持、高めていくことができる。出戻りも当たり前になって欲しいと思う。


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