僕たちのチームのつくりかた を読んで 著者:伊藤洋一
最近はマネジメント系の本を読んでいなかったこと、伊藤洋一さんの新書が出ていたこともあり「僕たちのチームのつくりかた」を読んだ。
本書はもやもやを抱えるチームリーダーに向けて、小難しい理論ではなく、すぐにでも意識すれば実行できることが書かれている。
洋一さんの著書は圧倒的に読みやすい。2時間あれば全て読める。
実際に伝わるように難しいことをかみ砕き、分かりやすく表現されている。
Lead the Self / FREE FLAT FUN などがそう。
個人的な課題として、マネジメントの慣れがあった。
リーダーになった頃は理想の像を求め、どうすればチームが活性化するかを考え、本に書かれていることを試行錯誤の中、試していた。それは自然とメンバーのことを考え、チームのことを考えていたんだと思う。
今はゴールのための道を作り、その道を歩いてもらう、歩くか歩かないかは本人の意志、全てはゴールのため、慣れと言えば聞こえはいいが、半分思考停止になっていたとも思う。
上記は本書の中で書かれている一文だが、自分だけが考えているわけではなくて、みんな考えてることあるよなぁと。当たり前のことではあるが、働いていると「予算のこと考えているのか?」「何も考えていないんじゃないか?」と感じることがある。でもみんな考えていることはある。
そうだなと改めて感じた。
メンバーの話に耳を傾ける。明日からの1on1で改めて意識をしたい。
また
・会話は具体と抽象を行き来する
・広げる・深堀るように問いかける
・答えを伝えるのではなく考えてもらう
これらも意識して行いたい。
他にも多くのことが書かれている。
原点に立ち返ることができるような本は定期的に読むべきだなぁとこの本を読んで改めて感じた。
新しい気付き・学びも大事だが、ズレだした感覚をもう一度真っすぐに治してくれるような感覚。
リーダーの仕事はメンバー一人ひとりにフラットに向き合い、寄り添うこと。大切なのはスキルではなく、スタンス。
スキルをどれだけ学んだって、活かすかどうかは自分次第。明日から早速活かしたい。
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