リファラル採用で実現する”組織と個人のエンゲージメント向上”業界を革新するブランド開発カンパニーMTGの取り組み~day41~

おはようございます。リファラル採用促進のクラウドサービスを提供するMyReferの香川です。ホワイトペーパーを自分なりに解釈してnoteに記すday41。今日は『ReFa』や『SIXPAD』など多くのヒットブランドを開発、急成長した株式会社MTG様をご紹介。

1.リファラルに取り組む理由

採用は共に輝ける人材と共鳴し合い、”MTG”という大きな家族の一員になってもうらうということ。「採用は仲間づくりであり、仲間集めは全社員で取り組むもの」という風土がベースにあるからこそ、人事だけでなく、社員一人ひとりから会社や仕事の魅力を友人・知人に伝えてもらい、自社のビジョンに共感してもらえるような採用を実現出来るのではないかと考えた。

2.リファラル浸透の工夫

① 部門責任者や人事がお話するカジュアルな面談や会食の設置

 →気軽に紹介できるオープンポジション、カジュアル面談の設定。採用ハードルを一つ下げ、まず話してみたいという要望に応える。それによって社員も気軽に紹介ができ、実際に話を聞き自分で決断して欲しいという考えも伝えられる。あくまで意思決定は自分で行うというスタンスを取れば、気まずさが解消できる。

② 自社を好きになってもらうための会社見学&商品体験会の開催

→転職の予定・意思のない社員のご家族や友人に対して、「MTGとの縁をつくり、好きになってほしい」という目的で実施。実際に自社で取り扱う主力アイテムのほとんどを体感することもでき、お菓子や軽食を食べながら社員とざっくばらんに座談も出来る。

ファン作りを行い、ファンの中から採用ができる。そんな環境を作る取り組みは素晴らしいなと感じる。

3.エンゲージメントとの相関性

リファラル採用は、「組織」と「個人」のエンゲージメントに関わる。エンゲージメントが高くないから、リファラル採用がワークするのだろうか?と考える担当者は多いが、『社員が友人に自社をおすすめする』というリファラル採用自体の推進を検討し、おすすめしたくなるような会社を創るという人事スタンスそのものが、会社のエンゲージメント意識を向上させることに繋がっている。どちらが先ではなく、リファラル採用とエンゲージメント向上は両輪のため、両方を動かすことで良い組織を作ることが可能となる。

急成長する会社では人の獲得が急務となる。そこで、マッチしない人材を採用すると組織崩壊が数年後に起こり、大量退職が発生、再度組織構築を行う必要が出る。人の獲得が急務だからこそ、カルチャーマッチする人材を獲得する必要があり、その方法としてカルチャーマッチしている社員が採用を行うことでミスマッチを減らすリファラルが有効。

うちには合わないと言っている人事担当者は、人事担当者自身のエンゲージメントが低い。うちの社員はというが、社員をスケープゴードにしているだけで、自分の感情である。冷めた人事こそ会社にとって最も有害。人事には積極的に様々な施策の実行にチャレンジして欲しい。

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