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「だから、お前はアホなのだ」 仕事ができない人についての考察

僕の経営の基本は、マイクロマネジメントだ。

今のTSUIDEのフェーズを考えると、経営者として、経営に専念するべき考えるべきだと思っているのだが、お客さまに高クオリティのサービスを提供するために、こればかりは、どうも昔からやめられない。

ただ、マイクロマネジメントをしてきたからこそ、最近見えてきたことがある。

それは、仕事ができない人の特徴だ。


1.仕事ができない人の特徴

TSUIDEがいつも掲げているように、全てのことはシンプルに考えられる。

仕事とは「誰が、何を、いつまでに、どうやるか」それだけだ。

・noteを書く
・営業する
・サイトを作る
・動画を作る
・DXを進める
etc…

全て、「誰が、何を、いつまでに、どうやるか」これを握って、実行することを繰り返すだけだ。
逆に言えば、これを決められない人間は、仕事ができない。

頑張ります。精一杯やります。は全く必要ない。

2.「誰が、いつまでに」だけは死んでも決めろ

僕が、メンバーに口すっぱく言っていることがある。

それは、とりあえず、期日に何かしらができていれば、怒られはしないということだ。

もし、その何かしらの完成度が70%だったとしても、それを元に議論はできる。クオリティが30%だったとしても、「アサインする人を間違えてしまったな」「レベルが低い人にお願いしてしまったな」とは思われるだろうが、怒られることはない。

なのに、若い人や、仕事ができない人ほど、「誰が、いつまでにやるか」をすら握らないのだ。

思うに、
「緊急性が高い仕事が入ってきた時に、後回しにできるかもしれない」
「遅れるのが怖い」
「責任が生じてしまいそう」
などと考えて、うやむやにしているのだろう。

けど、真実は全くの逆

僕もよくやるので分かるが、期日を握っていなかった場合、「頼んだ側が思い出した時」に終わっていなければ怒られる。
これでは、頼む側もストレスだ。

最初に期日を握ってさえおけば、それを超えたら怒られるだけ。
シンプルだし、遅れる時には「遅れる」とさえ伝えておけば、意外と怒られない。

よく、仕事ができないと言われる諸君、これだけは伝えておく。
mtgが終わったときに、「誰が、いつまでにやるか」が決まっていなければ、あなたは終わりだ。mtgの意味はなにもなかったと思うべきである。

「頑張ります」のような決意表明など、犬にでも食わせておけばいい。
いつまでに、誰がやるかを絶対に伝えろ。

3.期日の切り方

さて、これだけ言えば、期日を切らない人が、切るようにはなるだろう。
ただ、今度は切り方があやふやな人間が出てくる。

そんな人のために簡単に期日の切り方を教えておこう。

これもシンプルだ。
何月何日何時までにやるかを決めろ。

例えば、TSUIDEのYoutubeは、毎週水曜日、金曜日の19:00に投稿と決まっているから、ストレスがない。

https://www.youtube.com/channel/UCdMHQxl3i1l_53aiLU1V-ag

遅れたら報告が上がってくるし、上げることができなければ原因を探り、対策を練るだけだ。

これが、「水曜日と金曜日に投稿します」だと、僕も視聴者も「まだ上がらないの?」と気になってしまう。

ちなみに、よくある「あやふやな期日」を列挙するとこうだ。

●「今週中にはやります」

今週中っていつだ?土日は含めるのか?含めないとして、金曜日の何時に上がってくるんだ?

●「金曜中には提出します」
だから、何時なんだ?俺は、お前のために深夜0時まで待たなきゃならないのか?

●「12:00くらいには出せそうです」
くらい…?12:15か?それとも12:59か?お前の「くらい」はどのくらいだ?

●「営業時間中には送ります」
それは、誰にとっての営業時間中だ?クライアントか?弊社の営業時間か?残業時間も含めるのか?

●「なるべく早くやります」
論外。新卒からやり直してほしい。

何度でも言ってやりたい。
曖昧にするから、お前は「仕事ができない」と言われるのだ。
何月何日何時までにやるのか、はっきりと伝えろ。

ついでに言っておくと、「誰がやるか」「何をどうするか」もあやふやにはしないこと。

「僕らでやります」では、「誰もやらないかもしれない」と言っているのと同じだ。

売れるセールスは、全てをちゃんと仕切る。
「いくら値下げしたら決めますか?」
「いつまでに判断できますか?」
「いつまでに発注できますか?」
「今こう作っているのですが、これではダメですか?」

具体的に仕切れないやつが、売れない。
本当にシンプルだ。

4.あなたは、天才ではない。

一応書き加えておくと、世の中には、期日を切らなくても大丈夫な人もいる。

それは、一部の超優秀ビジネスマンや、ハイレベルなアーティスト、クリエイターなど、「あなたが担当してくれるなら、それだけでハッピー」と思われている人だ。

この人たちは、どうせ高いアウトプットを出してくれるので、「この人の仕事の期日を仕切るのは野暮だ」と思われている。

しかし、そんな人間は社会人の0.1%程度だろう。

あなたは恐らく0.1%ではない。
しかも、問題は、0.1%の中にも期日をしっかり仕切れる人がいるということだ。

経営者から見ると、0.1%でもないのに期日を切らない人間は、クリボーなのに守備表示していないのと一緒だ。

遊戯王における最弱カード「クリボー」
守備表示にしていないと、大変なことになる。


これには
1.自分が守備表示にしなきゃいけないことを知らないパターンと、
2.自分がクリボーであることを自覚していないパターン

の2パターンがあり、
前者なら、「守備表示にしなさい」と教えてあげればいいが、
後者の場合、「お前はクリボーだ」と徹底的に自覚させなければならないから大変だ。

なんだか脱線してしまったが、
要は、TSUIDEは締切をちゃんと仕切る会社だし、仕切れる人材を採用していきますということだ。

それさえできる人は、是非、TSUIDEの門戸を叩きにきてほしい。

<TSUIDEで働きたい方はこちら>
https://to.tsuide.jp/l/967003/2022-10-13/2rfm5

<仕事の依頼はこちら>
https://to.tsuide.jp/l/967003/2022-10-13/2rfm2

<TSUIDE社の公式Youtube>
https://www.youtube.com/@bytsuide6055


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