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禁酒していた私が約二年半ぶりにビールを飲んだ感想

28か月ぶりにビールを口にした。

前回はまだ平成の最後のクリスマス。家族でお祝いをした時に飲んだ。同年末に膵炎を発症し入院。あの時――
栄養点滴を経て約四か月ぶりに口からお粥を入れた時、の感動。
それを超えるものはないと思っていたけれど……

夕方、友達数人とZOOM会。
評判の泡の出る缶ビールを頂いたので試飲も兼ねた。
乾杯直前、蓋を開けるや溢れ出す泡を思わず口で迎えに行ってしまいフライングゲット。刹那――

ビールぅまひぃぃあわぁぁひょっほぉ

となった。伝わってないか?

お粥は内臓に染み入った。
ビールは細胞に溶け込んでくる。

半分でほろ酔い。会話もしどろもどろとなり麦茶に変更。
楽しそうなパパに感化され、普段おとなしい四歳息子がなぜかお気に入りのミニカーを皆にクイズ形式で紹介していたことだけ覚えてる。

気がつけば朝。ZOOMから十時間程爆睡し今に至る。
本日は、贖罪のこどもの日となる予定。


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八百六十ニ日ぶり麦酒かな

(はっぴゃくろくじゅうににちぶりびーるかな)
【季語(夏): 麦酒、ビール、ビアガーデン】

※暦の上では立夏。今日から夏ですね。歳時記も夏の頁に栞を挟みました。


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