元をとるとは、面白がるということ。
元をとる
飲み放題や食べ放題でよく聞くワード。
制限時間内でどれだけ消費できれば得をすることができるかということの意を表すときに使用されるケースが多い。
元を取るというのは決して〇〇放題に限った話でもないように思うわけで。
例えば
私が映画を観るときの元の取り方として、以下のことに注意している。
よくエンドロールを見る見ない問題があるが、あれは元を取るかどうかの作業であると私は考える。
エンドロールも楽しみ方にとっては十分楽しめると思うからだ。まあ、エンドロール論についてはまたお話するとして、
そもそも一回の上演で1800円も払うわけだから、何がなんでも面白がる姿勢でいないと損をしていると感じるからだ。
元をとる話、TBSラジオ「アシタノカレッジ」に出演していたみうらじゅん氏が語ったフレーズで、ひどく感心してしまった。
映画を例としてもう一つ
例えば、自分の趣味とは異なる映画があったとする。
できればお金を払うのだから避けて通りたいのが大半だろう。
友人の強い勧め、恋人に連れてもらっていった作品がどうも気に入らない。でもまってほしい。それは自分の面白がる力に欠けているのではないか?
例えば、B級映画。
僕は時間の無駄だと思って避けてきていた。
でもこの記事をかくにあたって、自分の面白がる力のなさを省みるきっかけになった。
サブカルディグには欠かせない要素なのかもれない。さすがはみうらじゅん氏だ。
何かきっかけを作って面白がるチャレンジをしてみようかな。笑
これはお金を払う対価としての話だけではない。
これは敬愛する爆笑問題の太田光氏がTBSの年末特番でおっしゃっていたことだが、
「芸人は人を笑わせることの大変さを知っているから、受け手として面白がるのはとても大事なことだ。」
例えば、人の会話のなかで誰かがおちょけたり、ボケたりしたときにシーンとするというか、すべってしまうことがある。
それはボケた人が悪いということになりがちだが、これではこの会は二度と開催しないほうがいい。なぜなら、受け手にもボケた人と同じくらい責任があると思うからだ。
何がなんでも面白がる、ツッコミを入れて成立させた方が楽しいでしょ。
まあ、自分がちゃんと面白いことを言えればそんなことを気にする必要はないのだが。笑
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