いけがみ - キャリアと育児と

外国人のキャリアを支援する人材になりたい。 ITの転職エージェントで求職者担当チームマ…

いけがみ - キャリアと育児と

外国人のキャリアを支援する人材になりたい。 ITの転職エージェントで求職者担当チームマネージャー。 元ゲストハウス品川宿マネージャー。メタラー。2019年12月より「ペンギンキャリアコンサルティング」でブランディングすることになりました。

最近の記事

職務経歴書に書けない強み

職務経歴書に記入する強みや実績は、主観的な表現を避け、数字を使って読み手が客観的にわかるものにしましょう。 転職活動の基本である。このように指導されてきたし、このように促している。職務経歴書は自叙伝ではないのだ。 このnoteのきっかけでも、そんなこといっても、書きたいこと、伝えたいことってあるよね。 昨年の夏、こんなツイートを見つけた。 なるほど、noteに書くのはいいなあ、自分もいつかやろう。 と、思って半年以上経過。 腰は非常に重いけれどやると決めたことはどれだけ時

    • 何か新しいことがやりたくて転職したい、に出会ったとき

      「業務が同じことの繰り返しで、成長している実感がないんです。このままでいいのかなって。転職して、何か新しいこと、未経験の分野に挑戦したい」 めちゃめちゃわかる。 同じ仕事をずっとしていると、マンネリを感じることもあると思う。 同時に自分のスキルがあがっていないと感じるだろう。 未経験転職。一般的になかなか難しいと言われていて、この状況下ではなおさら厳しい。 「何か新しいことがやりたい、未経験の。転職したい」と真正面から言うと採用担当やエージェントから「お・・・おう」という反

      • エリスのABC理論で転職理由を深掘りしてみる

        論理療法、あるいはREBTで調べてみると型はたくさん出てくる。 我々転職エージェントの実務にエリスの理論を照らし合わせると、求職者の転職理由を深掘りするときに役立つ。 何故転職活動をしているのか、そもそものきっかけはなんだったのか、そのきっかけから「転職しよう」という結論、行動に結び付いたのは何故か。 A Activating event 実際に起きたこと、出来事、事実 B Belief 信念、価値観、固定観念 C Consequence 結果、結論 ABC理論は

        • people analytics tokyo #3に参加してきた

          実は前々から参加したかったのである。 ピープルアナリティクスってのがある、と聞いて、 なんだいそれ、ふむふむ、どんな人がどんなときに役立てるんだろう、セミナー行ってみたい、と、イベントやセミナーにばっかり行っていた昨年の暮れ頃に見つけた。 その時見つけた第2回イベントの参加受付はすでに締め切っていて、あちゃーと思ったのを覚えている。次回があったら参加したいな、と思ってフォローしていたら、今回の告知を受けて、すぐに申し込んだ。 ピープルアナリティクスってなんぞやって疑問は、冒

        職務経歴書に書けない強み

          『マイクロカウンセリング技法』(A. Ivey)の中でエージェントの実務に役立つと感じた「感情の反映」「意味の反映」

          面談中、求職者に転職理由を聞いても、「なんか本音を聞き出せていない気がするな」ってこと、まあまあある。 そんなときはアレン・アイヴィ(Allen Ivey)のマイクロカウンセリング技法における「感情の反映」「意味の反映」が役に立つかな、と思う。 感情の反映、意味の反映を使って転職のきっかけを聞き直すと「あー、そうかもなんですけど、それに加えて・・・」とプラスの要素が聞ける。自分から発した言葉を人から反復して聞かされると頭の中での確認作業が発生する感じ。コーチングでもオウム返

          『マイクロカウンセリング技法』(A. Ivey)の中でエージェントの実務に役立つと感じた「感情の反映」「意味の反映」

          ジェラットの連続的意思決定のプロセスを転職エージェントの実務に落とし込んでみる

          国家資格キャリアコンサルタントの勉強をしていたとき、「あれ、これって転職エージェントの実務に役立つな」と最初に感じたのはジェラット(Gelatt)の連続的意思決定のプロセスだった。 自分の復習も兼ねて、どんなふうに解釈し、実践したのかここに書き留めたい。 ジェラットの意思決定のプロセスは大きく3つに分かれていて、予測システム、評価システム、決定システムである。 JIL資料だと予期・価値・基準、『キャリアの心理学』(渡辺三枝子著)では予測・価値・基準であるが、個人的にはしっく

          ジェラットの連続的意思決定のプロセスを転職エージェントの実務に落とし込んでみる

          国家資格キャリアコンサルタントを独学で取得するまで

          第14回の試験を受けた皆様、お疲れ様でした。(まだ実技がありますね) 頑張っている皆さんの様子を見て、自分のときのことを記録しておこうと思いたちました。 自身の記録が、「講座に通わずに独学で国家資格キャリアコンサルタント試験受けられないか」と思う人の一助にでもなれば嬉しいです。 受けた回第9回(2018年8月)と第10回(2018年11月)です。 第9回では実技だけ合格し、第10回の学科を再受験して合格しました。 なぜ講座に通わず独学で受けたか2つ大きな理由があります。

          国家資格キャリアコンサルタントを独学で取得するまで