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スマートシティnote ~第一回Society5.0ってなんだ!~

皆さまどうもTwitterから追ってみてくださっている方もハッシュタグから追ってくださった方もこんにちわ
私、hirotaは現在会津若松にいます
会津若松では地方創生の一環としてスマートシティ化を進めています
私の方でもスマートシティについて日々学んでおりそこで学んだことをnoteでアウトプットさせていただきたいと思います
まず第一回はSocirty5.0について

Society5.0ってなんだ!

Society5.0という言葉、聞いたことがありますか?
日頃、ニュースなどをみている方はもしかしたら耳にしたことがあるんじゃないのでしょうか
実はこのSociety5.0って日本のスマートシティを作るにあたり非常に重要な考え方なんです
こちらについてでは紐解いていきましょう

Society5.0の定義

Society5.0は内閣府で以下のように定義されています

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に
融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、
人間中心の社会(Society)

出典:Society5.0 (https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)

よし!!Society5.0について理解した!!

多分この説明だけでは理解できた人いませんよね
(余談ですけどなぜ法律であったりすごいわかりづら文章になってるんですかね)
というわけで少しずつ解説していきたいと思います
※今回のnoteに載せているコンテンツ、画像ですが内閣府のホームページ利用規約に乗っ取り利用させていただいています

SocietyX.Xってそもそもなんなんだ!!

内閣府より提唱されている新しい社会がSociety5.0です
そうなると自ずと疑問として、
「じゃあSociety4.0とか5より少ない数字はどうなるの?」
と思うでしょう、以下の通りになります
Society1.0:狩猟社会
Society2.0:農耕社会
Society3.0:工業社会
Society4.0:情報社機
これに続く新たな社会としてSociety5.0が提唱されており、第5期科学技術基本計画で日本が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました

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出典:Society5.0 (https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)


※第5期科学技術基本計画
 ・総合科学技術イノベーション会議(CSTI)に改組されて初めて策定された計画

じゃあそのSociety5.0で何ができるようになるの?

情報社会から進化した社会というイメージはついたと思います
ただ、ここまでの説明ではまだ
・サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)
という提唱内容を持っても
「じゃあ情報社会と何が変わるの?」
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか

ではここでみなさまに質問です

例えばあなたがこれから旅行で遠くのホテルに宿泊しようと思います(車移動)
今の時間が9:00
ホテルのチェックインが16:00
おそらくホテルにまっすぐ向かっても時間を持て余すだけなのでどこか観光してから向かおうと思います
その場合、あなたはどのような行動を取りますか?おそらく以下の情報を調べるのではないか
・ホテルまでの移動にどのくらい時間がかかるのか
・移動ルートの交通状態はどうなっているか
・旅行先の観光地はどのようなものがあるか
・どのようなお土産が有名か
そしてもしかしたら以下のようなトラブルに見舞われるかもしれません
・予定外のトラブルでチェックインが遅れる
・観光地に来たが定休日でやっていない
・観光地は景色を楽しむ場所なのに天候が悪い

事前に調べることも多くてこれでは旅行前から疲れてしまいますね?
当日のトラブルも起こることは考えてないのでいざ発生したら戸惑ってしまいますね
上であげたような事前に調べる行為、トラブルに見回った時の対応を全てサイバー空間で処理を行うのがSociety5.0で目指す内容の1つです
例えば、
・事前に旅行先をカレンダーやマップに登録しておくとそこまでのルート案内
・旅行日の営業情報やユーザの趣向によっておすすめスポットをピックアップ
・当日の天気予報によって持ち物のアラート、天候に影響しない観光地案内
・出発当日の渋滞情報リアルタイム通知
・トラブル発生時に宿泊先への連絡

情報社会で人が行なっていた行為を全てサイバー空間が行なってくれます
これは1つの例ですが他にも以下のようなことが実現されると言われています
・地域の課題や高齢者のニーズなど対応できなかったものに対応
 →ドローンによる遠隔地への物資配送
 →自動運転タクシーによる送迎
・大量にネットに存在する情報から探索、分析が負担
 →AIにより必要な時、必要な情報が提供される
・年齢、障害によって労働、行動範囲制約
 →ロボットによる作業補助、自動走行車両による人の可能性拡大

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出典:Society5.0 (https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)

イメージしやすくなったのではないでしょうか?

上記で述べたように必要なニーズに対して必要なことだけを実現する社会がSociety5.0です
「こんなことどうやって実現すんのよ」
と思われる方もいるでしょう

内閣府の提唱の通り、実現のためにサイバー空間とフィジカル空間を高度に融合したシステムが必要となります
確かにこれまでの情報社会でもサイバー空間とフィジカル空間というものは存在していました、ただこれまではフィジカル空間に存在する我々人が必要に応じてサイバー空間から情報を検索する、情報をアップロードする、情報を分析するということを行なっていました

これがSociety5.0でどのように変わるのかというと
・情報をアップロード
 → 様々なセンサーが情報を収集しサイバー空間へ集積
・情報を分析
 → 集積されたデータ(ビッグデータ)をAIが解析
・情報を検索する
 → 必要な時に応じて自動でフィジカル空間へ渡す
というようにほぼ人の手が発生しない社会となります

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出典:Society5.0 (https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)

Society5.0、理解していただけたのではないでしょうか

今回はここまで、この社会を持ってどのようなことを目指しているかも内閣府のページに記載あるのですが気になる方は内閣府のホームページよりご参照ください(https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)
私の方ではSociety5.0についての説明を噛み砕いた説明をこのnoteではさせていただきました
「まだ不明点がある」「内閣府のページでいまいち意味がわからないところがあった」
などございましたら是非ともコメント頂けたらと思います

ご協力のお願い

このSociety5.0について理解していただいた方、きっと以下の疑問があると思います
「こんな夢のような社会実現できるの?」
そうなんです、非常に難しいんです
会津若松をはじめスマートシティを推進している地方都市で事業に参画している人が地方のために必死になって活動しています
そして私からお願い、特にこのnoteを見ていただいているあなたの街でスマートシティが進められている方へ

是非ともスマートシティの活動に積極的にご参加ください

おそらく市から「意見が聞きたい」「モニターになってほしい」「新しくアプリを作ったので使って欲しい」というのが街の広報誌、ホームページなどで連絡されていると思います
是非とも取り組みに積極的にご参加し、また周りの人にも声をかけてあげてください
市民、町民1人1人の活動的な動きがスマートシティの成功、もとい地方創生に繋がります

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