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お店の味をご自宅で「上海餃子 りょう華」三田

三田駅から慶応義塾に向けて歩く道すがら、少しわき道に入ったところに、りょう華がある。コロコロとかわいい餃子と鳥しおラーメンが有名な、学生や会社員のサク飲みによく使われる、街の気さくなお店だ。

家で餃子を作るのは…心身ともに健康で意気揚々ならば楽しいだろう。しかし、自粛続きの今の世では、このちまちました作業がちと苦しい。ましてや、「上海餃子」などと名乗ったお店の餃子を真似するなんて…前日の晩から冷水に白菜を浸けて置くところから始めないといけなくなってしまう。そんなことは専門店に任せておきたい。

こんかい、このりょう華のメニューをモデルに、ご自宅でもとっても簡単に作ることができ、なおかつ大変評判の良いおつまみのレシピなどをご紹介したい。(調理プロセスはすべて私の創作になるのでお許しいただきたい。)

用意するものは、油揚げ3枚くらい(袋状に裂けるもの)、長ネギ1から2本、かつおぶし少々、お好みで七味唐辛子、しょうゆ。以上で2から3人分です。

①まず、油揚げは中心から二つに切って、油抜きをしておく。つまり湯がく。湯がいたら、水にとって、指で袋状に切り開いておく。要はお稲荷さんを詰めるやつのようにする。いなりずし用の揚げがあればそのまま使ってよし。

②長ネギは、斜めに極薄に刻む。必要量を刻んだら、ボウルに入れて、かつおぶしを適量振りかけて、まんべんなく混ぜておく。かつおぶしはちょっとでよい。たとえば、長ネギ一本に、コブクロのかつおぶしパック1つか2つくらい。

③油揚げの中に、長ネギを刻んでかつおぶしをあえたものをギュッと詰めて口を閉じる。面倒な時は口を折っただけで構わない。

④長ネギで作ったお稲荷さん風の「袋詰め」をフライパンか、オーブントースターでこんがり焼く。火の通りはそんなに気にする必要はない。割と浅めに焼いたので大丈夫。揚げがカリッと色づいたなら火を止めてよし。

⑤焼けた長ネギの袋詰めを皿に取り、少量の七味唐辛子としょうゆをつけていただく。

これが、なんと、家飲みのおつまみに最適。ビールにめちゃくちゃ合う。

りょう華の、小皿で提供される様々なおつまみの中でも、とびきり気がきいていて美味しい逸品だ。どんなに食べても中身は長ネギ。ヘルシーですし。

おそらく、ネギとかつおぶしにうま味調味料を少し加えて和えると一層お店の味に近づくかと思われます。油揚げの巾着は、卵や納豆や餅やら、既に人気の品がいろいろとありますが…なにせ、この材料でこのお味。

お財布にも相当優しい、「りょう華風お揚げの長ネギ詰め」。給料日など忘れて、お家で是非ご賞味あれ。

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