【お休み前の5分間英文法】⑦助動詞 Must

　Good evening! Stand.fmの眠りを誘う声、英語思い出しRadioのT-Goshiです。お休み前にみんな1度は習った事がある英語を思い出し、お休み前英語を習慣づける…そんな配信を目指しています。

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　本日は助動詞シリーズの続き、Must。これも他の助動詞と同じく、位置は主語の後ろ、動詞の前になります。肯定文ではMust、否定文ではMust not、またはMustn'tになります。

　前回触れたShouldは、良いニュースが見つからず…でしたので、＋αで簡単に触れるだけにしています。すみません…。

助動詞 Must

　さまざま用法はありますが、今日は義務と禁止。義務は肯定文、禁止は否定文で使用されることが多いです。

　動詞の意味をかなり強めるMust、肯定文では絶対に～しなければならない、否定文では絶対に～してはいけない、位の強度です。仕事で使われる場面があったら…と思うと怖いです。

実際のところ

　今回は、私のお気に入りから。読売新聞日曜版の英語工房からです。

　まずは、2月14日版から。森元首相の例の発言に対する社説の英訳です。

Relevant Games officials must give careful explanations to prevent any misunderstanding that Mori's remark is an opinion that represents Japan.
☞森元首相のコメントが日本を代表する意見と誤解されないよう、丁寧な説明を行う必要がある。これはもうほんとに丁寧な説明がなされなければなりません。Mustを強めにいうことがポイントです。
☆explanation：説明、prevent：防止する、misunderstanding：誤解、remark：発言、represent：代表する。
*発言内容は…ですが、英文的には学ぶべき単語が多いです。

　次は2月21日版から。COVID-19に対するWHOの武漢視察に関して。

It must be said that a situation that undermines international confidence in the World Health Organization is disappointing.
失望と言わざるを得ない。大変強い非難を示しています。結局中国の発表をなぞっただけでしたので、最もかと…。
☆situation：状況、confidence：信頼、disappointing：失望する

　　Must notはBBCから。英国首相 Boris Johnson氏の会見から。コロナのワクチン接種開始等良いニュースが続きますが、我を忘れてはいけない、と強く訴えています。

We must not get carried away.
☞我を忘れてはいけない、有頂天になってはいけない。コロナに打ち勝ったわけではない、まだまだロジ等様々な課題がある、と戒めています。Must notを短縮形にしないあたりに意味の協調が感じられます。
☆Carry away：我を忘れる、有頂天になる

まとめ

　Mustは一緒に使われる動詞の意味を義務や禁止レベルまで強めます。～せざるを得ない、～しなければいけないと言った日本語の感覚に当てはまります。これくらい強い気持ちを表す表現、という事を思い出しましょう。音読にも強い気持ちを込めて。

＋α

　Must には強いおススメの意味もあります。例えば、You must watch the movie!と言われたらどうでしょうか？

　義務？禁止？これは、義務に感じさせるくらいおススメ、という気持ちを表せます。必見！といったところです。自分が強くお勧めしたい事を表せます。もうすごくいいから、強制するくらい見てや！位のおススメです。

　おススメ、というキーワードが出たのでやっとShouldです。Shouldもおススメを表すことができます。

　ただ、Mustを比較すると強度は低め。～した方がいいよ、位です。
You must watch the movie > You should watch the movie と話し手のおススメする圧は低くなります。

　次回も助動詞の予定です。10回で終わるのか…？終わらない気がしてきました。

　Thank you so much for joining! Have a good night!

え？まだ眠くない？まぁ、1回5分で振り返れますから、夜更かしついでにいかがですか？
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