同性でも思わず見とれてしまうほど、生まれつき容姿端麗な人と遭遇する事がありますよね。八頭身（近頃の若い子達は九頭身か？）のスラリとした長身。驚くほど小さな顔。長い手足。陰が十分にできる長い睫毛。大きな黒目がちの瞳。キレイ系、可愛い系、いろいろあるけれど、素地が良いに超したことは無いと思いません？すっぴんで何処へ出ることも出来るなんて、なんと羨ましいことでしょう！
残念ながら、私はその部類に属しておらず。だから、せめてキラキラしている人、少しでも魅力的な人となるような手間暇を掛ける必要があると、物心ついた頃に思い始めて初老の候。これは自分的に、社会や周りを不快にさせないための礼儀であり慎み、という感じ。
だから毎朝、食事の時間の他に、最低でも1時間は必要。私にとって朝身なりを整えることは、もしかしたら、料理人の方や職人さん達の‟仕込み”と同じ感覚かもしれません。その日の用途（や気分や天候）に合ったメイクをし、服装を選び、持ち物を支度する。朝の準備はその日1日、自分を装い、ONタイムの終わりまで気分良く過ごせるよう鼓舞するための大事なプロセス。
旅先でもこれは同じこと。朝食の時間、ホテルを出る時間を踏まえ、逆算してアラームをセットしますが、バタバタするのが嫌なので必要と思われる時間＋30分前に起床という感じ。食後の時間をたっぷり取りたい派なので、可能であればまず朝食、その後にコーヒーを飲みながら或いはTVのニュースを聞きながらメイクを仕上げる順番がベストなのですが。
エイジレスにジェンダーレス、ファッションの幅も広くなったし、メスを入れなくとも劇的変化となる整形級メイクのHow Toもシェアされている今日この頃。生まれつきのBeautyは自分でどうしようもないけれど、後付けのBeautyは仕込み次第でどうにかなる時代。昭和に生まれた令和のおとな女子の私たち、結構イイ時代に生きているのかもしれませんね？
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