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3.11|140字小説

毎年この日は1日中部屋に引きこもってじっとしている。
テレビもラジオもネットも見ない。
みんな何かに突き動かされるように、何かに駆られるようにあの日の出来事を口にする。

「静かに心の中で祈っとけよ」

イラつく私に「無理に思い出す必要ないよ。忘れないでいてくれれば」と天国の友人は言った。

【140字小説】


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