年末の公演に向けて動き出しております

2021年、なにをやっていましたか? と言われれば、「人は何に困っているのか」という視点を持つことに、必死になっておりました。
また同時に、自分の考えたものを相手に伝える ……それがたとえ6割であろうとも…… ことで、新たな発想を相手から得ることで、自分の幅を広げ続けておりました。

劇団にいた10年はとにかく1つのこと、唐十郎作品を深く掘る期間でした。辞めてからもうすぐ10年になりますが、この10年は、自分の可能性の幅を広げる作業の連続でした。演劇だけではなく、映像演技、朗読、インプロといったこれまでにやったことのない俳優の分野や、脚本、演出、助演出、助監督、制作といった作品を生み出すリーダーのポジション、そして、ビジネス分野で自分がどのように力を出せるかへの挑戦。
特に、「これだ!」という確証があるわけでなく、「この力が足りない」と思い、動いた先で、たまたま出会った方々との縁で、世界が広がってます。

いよいよ2021年も数ヶ月。
年末は、その総決算とも言えることをしでかします。現在、その準備を、着々と進めておりますが、何か一つのことが動き出すと、いっぺんにいろんなことが動き出します。時間の融通をどのように聞かせるか、てんてこ舞いになりながら、「いつものことだな」と経験則として知っていることなので、必死でやり遂げるしかありません。全力疾走をするだけ。

息切れしながら、必死に困っている人のなにかしらの一助となる作品を生み出したいと思います。

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