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【T3 STUDENT PROJECT 公開講座】美大・専門学校の「特別授業」を学べるチャンス!:10/15(土)&10/16(日)開催

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概要

大阪芸術大学、日本大学芸術学部写真学科、京都芸術大学、日本写真芸術専門学校による4つの「特別授業」を公開。高校生から大人まで、写真や美術教育に興味がある人なら誰でも参加可能な学びの場を提供します。リアルもしくはオンラインにて参加が可能です。

会期:10/15(土)、10/16(日)
会場:オンライン /オフライン
※オンラインの参加方法は「ZOOM」
※オフライン会場は「TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY」です
参加料:無料/要事前申し込み 

<10/15(土)>大阪芸術大学特別講座

「海外でフォトグラファーとして生き延びる方法」 by 本田晋一

これまでシンガポール、NY、上海、東京など数カ国で写真家として活動してきました。「英語ができず1年足らずの大学教育とアシスタント経験しかない私が海外でなぜ写真家になれたのか?」を当時の写真を見せながらお話ししたいと思います。日本市場が縮小する中、海外を視野に入れる事の重要性も伝えます。

本田 晋一(ほんだ しんいち)
大阪芸術大学中退。20年間を海外、18年間を東京で広告を撮影。上海:パナソニックのキャンペーンのアートディレクター+写真を2年間。東京:ISSEY MIYAKE MEN のAD+写真2年間。雑誌表紙等ででビル・ゲイツ氏など内外の著名人を14年間300名以上撮影。2019年より大阪芸大写真学科教授。

本田 晋一(ほんだ しんいち)

<10/15(土)>日本大学芸術学部写真学科特別講座

「ダミーブック制作から考える写真編集」by 鈴木麻弓 

みなさんが好きな写真集ってどんなものですか?この講座はダミーブック(ハンドメイド写真集)を通して写真の扱い方、写真の見え方などを知り、テーマの掘り下げ方や写真編集について学べる講座です。創作活動が好きな人にとって、写真を学び、新しい視覚表現を目指していく道もおもしろいと思います。ダミーブックはまさにその1つ。広い視野で一緒に学んでみまませんか?

鈴木 麻弓(すずき まゆみ)
日本大学芸術学部写真学科准教授。1977年宮城県女川町生まれ。ビジュアルストーリーテラーとして、個人的な物語を通し作品を生み出している。 2017年に発表した「The Restoration Will」は、Photobooxグランプリ受賞(イタリア)、2018年PHOTO ESPAÑA 年間ベスト写真集賞(スペイン)など、欧州の写真アワードで大きく評価された。2020年東京都写真美術館、日本の新進作家「あしたのひかり」、2022年KYOTOGRAPHIE 10/10現代日本女性写真家たちの祝祭にて「豊穣」を発表。

鈴木 麻弓(すずき まゆみ)

<10/16(日)>日本写真芸術専門学校特別講座

「まなざし」と「光」の表現 -新しい写真表現をめぐる挑戦とは- by 田凱 & 調文明

写真家 田凱と、写真史研究・写真批評家 調文明によるクロストーク。
新しい写真表現を実験的なアプローチを重ねながら作品発表を続ける田の近年の作品をめぐり、作品を作るとはどういうことなのか、なぜ作品を作るということは大切なのか、そしてそれは今後どんな未来があるのか、考えていくセッションです。
実際のコマーシャルワークも行う田。コマーシャルワークとアートワークの違いについても、批評の視点からとらえていきます。
 
田 凱(でん がい)
1984年中国生まれ、現在東京都在住。
2014年 日本写真芸術専門学校・フォトクリティークゼミ卒業
作家・フォトグラファー。日本写真芸術専門学校で非常勤講師、武蔵野美術大学インテリアデザインコース特別講師。
展示歴として、「程良い風景(目黒区美術館、東京)」、「生きてそこにいて(ガーディアンガーデン、東京)」、「Dwelling Unit(Totem Pole Photo Gallery、東京)」、「取るに足らないくもの力学(ふげん社・東京)」
など多数。

田 凱(でん がい)

調 文明(しらべ ぶんめい)
1980年生。写真史研究・写真批評。日本写真芸術専門学校、日本女子大学ほか非常勤講師。『アサヒカメラ』『日本カメラ』『写真画報』『PHaT PHOTO』などで執筆。論文に「A・L・コバーンの写真における都市表現――三つのニューヨーク・シリーズを中心に――」(『美学芸術学研究』東京大学美学芸術学研究室、2013年)、「御真影と『うつし』」(展覧会カタログ『かげうつし――写映・遷移・伝染――』京都市立芸術大学@KCUA、2013年)、「ジェフ・ウォール――閾を駆るピクトグラファー」(『写真空間4』、青弓社、2010年)など。

調 文明(しらべ ぶんめい)

<10/16(日)>京都芸術大学特別講座

「京都から考える - 写真・映像・現代美術」by 髙橋耕平&多和田有希

多様な立場の実践者、理論家が集い教育を行っている京都芸術大学 写真・映像コースのプログラムを主に紹介します。またユニークなアーティストを多く排出してきた京都ならではの文化的背景、アーティストの交流、そして個々の実践が、どのような表現を生み出しているのかについて実例を交えながらお話しします。

髙橋 耕平(たかはし こうへい)
アーティスト、京都芸術大学准教授。ドキュメンタリー形式の映像を中心に、行為の記録やアーカイヴ資料を用いた作品等を発表する。普段見過ごされがちな領域に焦点を当て、それらに潜む歴史や物語を視覚化する。近年の展覧会に「コレクションとの対話:6つの部屋」京都市京セラ美術館、2021、「切断してみる。-二人の耕平」豊田市美術館、2017、個展「髙橋耕平-街の仮縫い、個と歩み」兵庫県立美術館、2016、など

髙橋 耕平(たかはし こうへい)Photo by Harada Kazuki

多和田 有希(たわだ ゆうき)
アーティスト、京都芸術大学准教授。写真療法のリサーチをベースに、人間の精神的治癒のシステムをテーマに制作をしている。主な展覧会に「見るは触れる-日本の新進作家 vol.19」東京都写真美術館、2022年、「第12回恵比寿映像祭 時間を想像する」東京都写真美術館、2020年、「写真都市展 ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち」21_21 DESIGN SIGHT、2018年、など

多和田 有希(たわだ ゆうき)Photo by Hirotsugu Horii

『学生プロジェクト』とは?

当プロジェクトは、同時代に写真を学ぶ学生たちが一堂に会することで、交流を深め、お互いに刺激を与え合う機会になればという想いからスタートした企画です。海外レビュアーに作品を発表する経験、さらにはグランプリ受賞からの個展開催など学生たちにとって未来のある場を生み出してきました。その企画をさらに1歩推し進め、この場が日本の写真教育の更なる発展の場となるための企画として「教育体験プログラム」をスタートしたいと考えます。各学校の名物授業を高校生から大人まで参加できるものとし、知の共有と発展、大学進学からリカレントと教育の分野をブーストさせます。

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