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今までの人生65(ちょっと少しの前進8)

伯母はまた生命保険証書を探していた。
これはもう従姉に確認しよう。

その日は伯父の家に一泊し翌日帰宅した。

実家に帰宅しその日は疲れて
伯母がまた生命保険証書を探していて
変だと思うから翌日従姉が仕事から帰ってきたら
少し話してみると母と話し眠りについた。

朝、いつものように伯母と散歩をし
少し肌寒かった春の朝。

「寒くなって来たね~もうすぐ冬だね。」

と伯母は私に言った。
私は普通に

「今は春だよ~今日は少し寒いけどね~。」

と答えた。
伯母は何も言わず散歩をし
30分くらい歩いて解散した。

実家に帰宅し、母に伯母との話をした。
昼に従姉が仕事から帰ってきたら話すため
従姉にLINEをしておいた。

伯母が午後から病院に行くのでその時間においでと
返信が来た。

伯母が一人で病院に行った後
私は急いで従姉の家に行った。

最初は伯父の訪問時の話をし
伯母が生命保険証書を何度も探す話をした。
そして散歩の時にもう冬だね
と言ったことも話した。

従姉は覚悟を決めたように

実はこの間仕事から帰ってきたら
やかんを火にかけたまま友達の家に出かけてて
火事になりそうだった
と打ち明けられた。

同じことも何回も言うようになってきてて
認知症かもと思ったけど
毎年脳ドック行ってるし
異常なしと言われてるので物忘れが
激しくなってきてるだけなのかもと思って・・・

と、従姉は話してくれた。

私は少し、のんきだなぁと思いながら
同居している従姉自身がそう言うなら
今はこれ以上、口を出さないほうがいいだろうと
判断し物忘れ外来とか行ってみたほうがいいかも?
とだけ伝え、実家に戻た。

従姉との話を母にし
火の元のことは心配だね・・・
物忘れという度を越えてるような気が
するけど・・・

と話しながら翌日を迎える。

朝9時過ぎ伯母がよたよたと実家にやって来た。
体温計が見当たらないから貸してほしいと言う。
家に入って熱を測ろうと体温計を
伯母に渡そうとした時
伯母は椅子から崩れ落ちた。

私と母はびっくりし

「大丈夫!?」

と声をかけるが反応の言葉は
呂律が回っていなかった。
父を脳出血で亡くしている私たちは
脳に異常があるように思った。

その状態でも伯母はまだ病院に行こうと立ち上がり
よたよたと玄関に向かい帰宅しようしている。

伯母の家はすぐ近所だったので
病院に行くと言ってきかない伯母を説得し
いったん母と2人で支えながら自宅へ連れて行った。
伯母を一旦部屋のソファに座らせた。
が、ソファに横になり怠そうにしている。

もう待てない!

「お母さん救急車呼ぼう!」

私はすぐ119番し従姉の携帯に電話した。
が、出ない。
仕事中で携帯はロッカーなのだろう。
作業仕事なので手は止められないと聞いていたが
私は従姉の会社に電話をし
状況を説明して従姉と電話で話せるよう頼んだ。

急いで伯母の状況を説明し
救急車を呼んだことを話し
行く病院がわかったらLINEしておくので
LINEを見たら連絡をして欲しい
と頼んで電話を切った。


今日はここまで


実家から帰宅し
マイペースの朝活開始と張り切っていたが
昨夜はなかなか眠れず
朝6時に起きるのは辛かった(汗)
が、何とか起き上がりゆっくり活動を始め
少しずつ今までのペースに戻し
今年は復職に向け活動するぞ!
と自分に言い聞かせた。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。