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今までの人生74(私のうつ病と伯母の認知症6)

数日に1度の伯父の生存確認をしていた母。
電話しても連絡がつかないことを心配していた。

伯母にも話したが電話かかってこないね。
との事だったらしい。

さらに数日、伯父と疎遠だった息子から
父の葬儀以来の電話が、母にかかってきた。

伯父の町内会のおじさんから
新聞受けに新聞が沢山詰まってるんだけど
どこかに出かけてるのかい?

と連絡があったらしく
おばちゃんのとこに泊まりに行ってる?
と聞かれたとの事。

町内会のおじさんは伯母と連絡先を交換していて
2、3日新聞が溜まっていた時に
伯母にも連絡をしていたらしい。

伯母は認知症だ。
町内会のおじさんから電話があったことを
忘れていたのだ。

伯父の息子から連絡が来て
伯父宅までは実家からも
息子宅からも、1時間以上車でもかかる。

息子はすぐ警察に連絡
実家に向かったらしい。
母もすぐ伯母に声をかけタクシー呼んで
すぐ行こうとしたが
伯母から返ってきた言葉は

「○○(従姉)が帰ってきてからじゃないと
    居なかったら心配するから・・・」

だったとのこと。

「○○(従姉)だって子供じゃないんだから
    メモ残して早く行こう!」

と言った母に

「○○(従姉)ちゃんは子供だよ!
   帰ってきた時ないなかったら可哀想でしょ!」

今は何を言っても無駄だと思った母は
一旦帰宅し、不安と心配と嫌な予感でたまらなく
一刻も早く伯父宅に向かうため
タクシーを呼び
タクシーが来る少し前に
もう一度伯母の家に行き
何も無かったかのように
タクシー来たから行くよ〜。
と、声をかけ何事も無かったように
伯母もタクシーに乗り伯父宅へ向かった。

到着した時、警察は戸建てだった伯父の家に
入れるところを探し既に中に進入していた。
合鍵を持ってるのは伯母と息子だけだった。

近所の人も町内会のおじさんも見持っていた。
町内会のおじさんは伯母と母に

「お姉さんに2、3日分の新聞溜まってるって
   電話してたのに・・・」

と言われ伯母に聞こえないように

「姉は認知症なので・・・」

と話したそう。

町内会のおじさんも驚いたようで
そんな感じは全然しなかったと言っていたらしい。

息子はたまに伯母に連絡していたらしいが
話が噛み合わないことがあったため
もしかしたらボケて来てるかと思っていたらしく
今回は緊急事態なこともあって母に第一に
電話してきたらしかった。

警察が中に入りしばらく経過し
親族だけ呼ばれ

「本人確認お願いします。」

と言われ、伯父は亡くなっているのだと
皆ショックを受けていた。

警察の見解では
亡くなってから1週間経過しているだろう。
よろけて頭を打ち怪我をしていたよう
だった
との事だった。

母はいつもだったらすぐ私に連絡をくれるのに
嫌な予感を感じていたため
後報告することにしたらしかった。

お姉ちゃん(私)はあの日に行かなくて
良かったと言われた。
多分伯父の姿を見たら
普通でいられなかったと思うから・・・

父を亡くし翌年に元気になってきていた伯父が
亡くなったと知った私は
母と話しながらも号泣
し、
後は疎遠だった息子が手続き等をちゃんとやって
くれるから心配しないでいいよ。
との母の言葉を聞き
ゆっくり休んでね。
と、お互いに言い合い
電話を切った。

伯母の認知症は確実に進んでいる
と私は思った。


今日はここまで

昨晩もいつものように布団に入ったが
上の住人がうるさくて寝つけず
朝寝付いて10時に起き上がり活動開始。
昼寝してしまわないように
気を付けよう・・・

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。