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今までの人生104(私のうつ病と母の体調最終章)

母の予約日。
ホルター心電図の結果を聞く日がやってきた。

現地集合で病院へ向かう。
まだ足元には気をつけながら歩かないとならない
雪が残る3月上旬。

いつもの受付をし
先に心電図を図り
診察室前で待つ。

ここ一週間の体調を母に尋ねるが
この時でも
まだなんにも良くなってない!
と言っていた。

頑固なのか・・・
ボケて来てるのか・・・

母のその言葉は、私の頭を悩ませるほど
回復しているのは目に見てわかる。

元々頑固で辛抱強い母の事だ。
オペしたのに不整脈が無くなっておらず
すっかり良くなってないことが不満なのだろう。

でも私が実家にいても
私が家事を手伝うことも無く
料理も洗濯も掃除もするし
オペする前とは全然違うくらい元気だ。

きっと大丈夫だ。
私は自分に言い聞かせ
母の血圧が安定していることが多い話を話題にし
待っている間の気を紛らわせた。

母は不安よりも不満気味で(笑)
私はうつ病もあって自分のオペのこともあり
結果を聞く怖さと不安もあり
途中で頓服を飲んだ。

母が呼ばれ診察室に入る。

前回のホルター心電図。
今回のホルター心電図。
今日の心電図の波形が並べられ
説明される。

素人では余程の波形の乱れがない限り
異変は分からない。
主治医は波形を見ながら
ウンウンウンウンと言いながら
母に体調を尋ねた。

手術したのに思いのほか良くなってない気が
自分ではします。

と母は言った。

主治医は家での生活状況を母に尋ねる。

家事ができていて浮腫もないこと。
血圧も安定していることが多いこと。
などを答えていた。

心臓肥大で3cmも大きい
完全に不整脈が無くなるってことは
無いかもしれないけど
具合が悪くて仕方がないほどの
波形は出てないし
オペ後の1回目のホルター心電図よりも
今回のホルター心電図の方が不整脈はすごく少なく短い時間なので心房細動オペは成功。
定期検診も今回で終了で大丈夫ですよ!
後は今まで通り内科での通院で
もしまた異常が出たらって感じですね!

あ〜良かったです〜
本当にありがとうございました!

と診察室を出て
私が

やっぱりオペしてよかったね!

という言葉に初めて母も

本当に良かったわぁ

と言った。

2023年の3月
母の心房細動は完治。
たまに不整脈あり。
で心臓のことは落ち着いた。

弟たちにも姉弟LINEで
オペは成功で心配は無いことを伝えた。
母には弟たちは知らないことになっているので
姉ちゃんもお疲れ様。
とLINE言われ。
母の心房細動の件は完全に終了した。

これで急な母の心臓の心配はしなくてよくなる。
あとは私の左手中指、軟骨腫の心配が始まる。


今日はここまで


最高気温10℃予報。
現在6℃。
偏頭痛も少し治まってきたし
そろそろ散歩に行こう。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。