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今までの人生144(私のうつ病と彼氏とお金第2章3)

いよいよ2月1日○時。
弁護士事務所へ向かう日
がやってきた。

奴(○○)君との事とうつ病・体の不調
同時に抱えることになるとは
この時はまだ気がついていなかった。

用意したメモ用紙。
念の為の認印。
免許証とマイナンバーカード。

を持参し
弁護士事務所のビルに到着。

息を整え事務所のある階数まで
エレベーターで行き
ドアの前でもう一度深呼吸し
扉を開けた。

受付の女性に○時に約束していた
○○(私)です。
と伝え
こちらへどうぞと
個室に案内された。

案内してくれた女性が対応してくれ
身分証を渡し
受付票に
氏名・住所・電話番号を書き
どのような相談内容なのか軽く聞かれた。

ネットで知り合った男性と付き合うことになり
一緒に暮らすための部屋を借りるために
少しお金が足りないとか
車検代が少し足りないとかで
お金を貸した事。

返すと言って返済が滞っている事。

私にはもう恋愛感情は無い事。

勤め先を教えて貰えない事。

退職積立金が入るからと言っていたが
入っているのか入っていないのかも分からない事。

教えて貰ってる住所に本当に住んでいるのかどうか
分からない事。

などを伝えた。

しばらくして弁護士さんが来た。

いついくら貸したか。
いついくら返済されたか。
残額はいくらか。
分かりますか?

と聞かれ

振り込んでるし振り込まれてるので
分かりますと答えた。

私がうつ病だということも理解してもらい
付き合い初めて一緒に暮らす為にと
貸し借りが始まり・・・
全額返済すると言って返済されず
住所も勤め先もはっきりせず・・・

と内容を話していくうちに
悔しいのと
虚しいのと
悲しいのと
辛いのとぐちゃぐちゃで
泣きながら話していた。

弁護士さんはとても優しく
話を聞いてくれて
住所や勤め先などを調べてくれるようだった。
貸したお金の返済は
どんどんしてもらって構いません。
○○(私)さんが次に弁護士事務所に来るまでに
全額返済されればお金のことは解決しますし
されなかった場合はその時考えましょう。
○○(私)さんには彼に対して
もう愛情はないんですね?

と聞かれ

全くありません。
騙されたと思っています。

と泣きながら伝えた。

貸したお金は返してもらいましょう!
○○(私)さんに相手への愛情がもうないのであれば
深く考えず事務的にお金の返済の話だけでいいので
途絶えないよう伝え続けてください。

大丈夫!
安心してください!
悔しい気持ちや、やり取りの内容は次回
もっと詳しく聞かせてもらいます。

気持ちの整理もお金の心配もあるだろうけど
もう僕に頼んだのだから
次回こちらからご連絡するまで
事務的に返済請求し続けて
気持ちを休ませてください。


と言われ。

よろしくお願いします。
と頭を下げた。

僕は次の相談に行かなくてはならないのですが
泣き止むまでお部屋にいていいですよ!
と言い
弁護士さんは部屋を出ていった。

長居は迷惑になると思い
私は急いで涙を拭き鼻をかんでマスクをし
受付の女性によろしくお願いします。
と伝え事務所を出ようとした。

すると背後から
○○(私)さん!
大丈夫だからね!
連絡するからそれまでゆっくりしてね!

と弁護士さんが見送りに来てくれた。

とても優しく頼もしい弁護士さんに出会えて
本当に良かったと思い、また涙が溢れ出た。


今日はここまで


ゆっくり過ごそうと二度寝したが
天気の良さに散歩に行ってしまった。
行きはよいよい帰りはこわい・・・
帰りは関節が痛くてヤバい。
調子に乗って歩きすぎたかなぁ。
前みたいに長く歩けないのが辛い!
毎日ヘルスメーターとにらめっこ(泣)


30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。