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腕時計製作#2【Greenwich】

 2019年4月下旬、平成最後に何かしたいなと思っていて適当にPCのフォルダーを漁ってたところリズム時計の星座モチーフ掛け時計「コスモサイン」が目に留まりました。

 「夜モチーフの時計…いいな。」
 一応、「カンパノラ」シリーズの腕時計がCITIZENより販売されているが…とても10代の私が着けて良い代物ではない…
 +視認性抜群の蓄光タイプの腕時計も同時に探していた。

???:「1個にしちまえ」

ということで、作ろう

デザイン


 今回のコンセプトは以下の通り

  • 夜モチーフ

  • 夜光

  • アナログダイヤル

  • 見やすさ重視

カットした裏話


 既にniconicoでご紹介させて頂いているので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、初期デザインはもう少し星が入る予定でした。
 北極星と北斗七星の2つだけにした理由は簡単で、星を多くしすぎると肝心な指針が分かり辛い状況になってしまうからです。

 本当は24時間ムーブメントも使ってみたかったのですが、見やすさ重視と言う事で此方もデザイン段階でカットしました。

 インデックスもノーマルのローマ数字を加工しやすさを考慮して、京都の精華町にある華時計モニュメント「フラッピー」のインデックスを参考にさせて頂きました。

材料

  • ダイソーアナログ腕時計(前回同様)

  • 紙(黒色)

  • 蓄光テープ

  • トレーシングペーパー

  • デザインナイフ・ルーペ・ドライバー等加工分解用工具

製作


 腕時計を分解します。(針まで外します。)

 ダイヤルは金属板に文字盤の紙が貼ってあるので、側面からペリペリ剥がします。
 残った部分はカッターやデザインナイフ等で剥がします。

 黒色紙を地板に合わせてカットします、コンパスカッターがあると綺麗に切れます。

 デザインしたイラストをトレースします。

 トレースした紙の下にカットした黒色紙を敷いて固定し、トレーシングペーパーごとデザインナイフで切ります。

 貼り付ける前に、蓄光テープを敷いてしっかり光るかを確認し、地板に蓄光テープ→インデックス盤の順番で貼り付けます。

製作中撮っていなかったので、昨年のメンテナンス画像で…申し訳ない!

 短針盤もトレーシングペーパーの下に円形にカットした黒色紙を敷いて、星の部分を針で穴を開けていきます。
 気持ち少し大きめに穴を開けるのが重要。

 指針は蓄光テープを三角にカットして貼り付けます。
 短針の上に貼り付ければ短針盤が完成。
 (本当ならば、短針盤も1から自作したかったんですが、時間と技量の問題でこれが限界でした。)

 指針の角度を調整や仮組み立てをして、テストランニング。
 問題なければ、一旦巻き芯を外し、ダイヤル盤面とケースを掃除して組み立てれば完成です。

まとめ


 実際使っていてインデックスを大きめにしたのもあってか、視認性も悪くなく使いやすかったです。
 まあ、欲しい時計を作ってるので嫌いにはなりませんね。
 動画内などでは、短針盤のズレで三日月を表現と言ってますが、失敗は失敗なので、盤の中心出しやインデックスの切り取り等は今後の課題ですね。

 因みに箱は活動場所で頂いたカステラの箱です。前後の空きスペースはとりあえずティッシュを良い感じに入れてそれっぽくしてますが、そのうち他のに換えます(笑)

 では、今回はこの辺で。

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