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【学び61冊目】4倍速で成果を出すチームリーダーの仕事術

成果を出す人、チームは例外なく、仕事のスピードが速いです。

スピードが大事なのは、わかると思います。それでは、仕事が速い人は、一体どのような働き方をしているのでしょうか。

私が思うに、3つのタイプの働き方があります。

①ギリギリになってエンジンがかかる人

締め切りのギリギリになってエンジンがかかり、期限ギリギリに間に合ってしまう、という「負の成功体験」を得てしまっているため、働き方もすべて、ギリギリになってやるスタイルの人です。上手く行けば勿論結果オーライですが、仕事量が増えてくるとこれでこれでは、上手く行きません。結果的に、ギリギリになってやったけど、間に合わなかったということも起きます。そして慣れてしまうと、「まあ、しょうがないか!」というように思うようになってしまうのです。

②コツコツやる人

計画を緻密に立てて、少しずつであるがコツコツやっていき、締切に間に合わせる、という働き方です。一見よく見えるかも知れませんが、何か、緊急の仕事が入ったりして、予定が狂うと、計画は崩れてしまいます。モチベーションに左右されず、計画に忠実にできる人でなければ、計画どおりに持っていくことはできません。

③前倒しでやる人

締め切りより、遥かに前に終わらせられるように、前倒しで一気にやってしまうスタイルです。このタイプの人はアドレナリンを上手く使い、仕事を早く終わらせることができます。締切より早く終わらせ、余った時間で違う仕事ができるのです。結果として、一番多くのアウトプットを残すことができます。

スピードをあげていくには、前倒しでどんどん行っていくのが重要です。

会議、商談も議事録は予めつくっておく

脳内でイメージできていることは、実際にも実現しやすい、ということは実証済みです。量が大事ではありますが、何の事前準備もない本番を何回も繰り返せば、質が上がるわけでありません。事前準備の量が、質を変えます。

会議、商談の前に、頭の中で脳内リハーサルができるようにして置かなければいけません。

「色までイメージする」

当日自分が何色の服を来ていくか、までイメージできるようにします。新規出会う会社との商談であれば、事前に会社情報を調べ、どういうニーズがあるのか仮説を立てて、どういう流れで進めていくのかを決めておくのです。

この事前準備ができていれば、予め作っておいた脚本をそのまま、「議事録」として使えるのです。できる人は、議事録を、会議商談の前に作るものなのです。

本番の数が増えれば、その分事前準備も行わなければいません。直前になって事前準備に終わられるのは①型の人間です。先の本番という締切りがあれば、かなり前に事前準備を終わらせて置かなければいけません。前倒しで仕事をすることとは、こういうことです。決してガムシャラに本番だけをこなせば良いわけではありません。

仕事が速くなるには、前倒しでどんどんやっていくことが大事です。ギリギリ型になってしまっている場合は、まずはカレンダ、デイリープラナーを活用するところからです。コツコツ型の人は、既にカレンダーは活用できていると思いますが、もう少し早めに終わらせられるような、負荷がかかるスケジュールの組み方に変えていくことが必要です。


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