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自由って良いの?悪いの?


こんにちは。心理カウンセラーをしております。ともみと申します。noteを読んで下さりありがとうございます。このnoteでは読むだけで日常の悩み改善を目指して書かせて頂いております。

さて今日は、自由にする方が自分にとっても相手にとっても良い理由をお話をします。

ところで質問です。自由って聞くとどんなイメージを持ちますか?
「なんか楽しそう。」「えっ、それってワガママじゃない?」

一言で自由と言ってもいろんな捉え方がありますよね。

私達人間は社会的な生き物。人と人とがコミュニケーションを取り、協力し合って生きて来ました。誰かが自由過ぎると、この関係って崩れそうですよね。アリとキリギリスように、キリギリスは怠けていて、後で大変な目に合い、アリに迷惑かける…みたいな。

しかしここでは自由怠けを別物としてお話していきます。

今の欲だけを満たそうとするからそうなるのです。全体を大きく捉え、この先どうなるかを仮説して行動すれば今の欲だけに踊らされず、本当の意味での自由を手に入れます。

その都度その都度、自分の欲や感情で生きていると、それは自由ではなくただのワガママ。満たされても満足感が少なく幸福度も少ないです。
そう。自分の欲や感情で踊らされている。この「踊らされている」の言葉に注目して下さい。それって自由ですか?自分の意志ですか?

答えは明らかですよね。自由ではない。
「本当はこうしたかった」
って頭では分かっているのに、それが出来なくて嘆いてはいませんか?

さあ、ここまで話せば少し見えてきたのではないでしょうか?
自由は決して怠けでもなく、ワガママでもないと言う事を。

自由とは自分の意志で決定し、相手も自分も1番良い状態を目指す事を指します。これは妥協ではありません。我慢ではありません。
相手の笑顔を奪ってまで今のやりたい事は本当に必要かどうか。それを判断する。必要でなければ見送るか、また別の何かを探す。

しかし、自分がどこまでやりたい事や欲しい物を欲しているのか分からないですよね。
よく分からないから、感情や欲で自分や周りを振り回したり、また、我慢できそうって思って人に譲ってしまったり。

そう。自由になるためには自己理解が必須。自分が本当は何をしたいのか。まずそれを知りましょう。

それには心の声を大切にする事。脳の扁桃体は不快かを判断します。不快に思うといくら我慢してもその場から離れようと体が勝手に反応してしまいます。全てのパフォーマンスが下がります。まずは不快を避けるように心がけてみて下さい。欲や感情に流されて起こした行動なのに何故後から不愉快なのか。そこを考える。また、嫌だなって無意識に思う事は我慢しない事。我慢はいつか相手に不満をぶつけてしまいます。そしてその時の反応は相手にも伝わります。何よりパフォーマンスが低くなり、何をやっても上手くいかなくなる。これって自分のためにならないどころか、相手のためにならないですよね。

よって、嫌な事をしない自由は自分のため、人のためになるのです。

このように嫌な事は何かを分析しましょう。そうすると本当は何をしたかったのかが見えて来ます。

また、あなたの嫌な事は誰かの得意な事かもしれません。嫌なのにそのポジションにいると、得意な人が力を発揮できません。

結果、一人一人が嫌な事を避けると、みんな笑顔になり、得意を活かせる。

話し上手な人、メッセージが好きな人、出かけるのが好きな人、一人が好きな人、みんなそれぞれ。いつも誰かに合わせなくて良いのです。

本当は何をしたいかを知り、自分の欲や感情にも、相手にも断る勇気を持ちましょう。アドラー心理学でも嫌われる勇気を持とうと言ってますよね。

それは世のため人のためなのです。


心の声を大事に今をしっかり生きていきましょう。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。感謝を込めて終わりにしたいと思います。ではまたお会いしましょう。

次回もあなたに役立つ情報を。

ともみ。

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