見出し画像

AIタレントCM起用でも脅威ではない訳

こちらのCMの女性、実は人間ではありません。
AI技術によって創られたタレントです。
日本のCMでAIタレントが使われたのは今回が初めてだそうです。

AIタレントのCM出演について、「違和感全くない」「そのうち声優やナレーターまでAI化しそう」「区別つきませんね」と好評を博しており、「リスク0、スキャンダル0、体調管理100% 最高な気がします」「AI起用できるならタレントさんたちがCMから段々といなくなりそう」「AIは麻薬やらないし不倫しないから上場企業は安心」といったコメントも数多く寄せられています。

このようにAIは私たち人間の生活や仕事に浸食し始めており、今や脅威となっています。

しかし、一方でAIにも苦手なことがあります。主なものは次の二つです。

①全くの0から何かを生み出すという作業
②相手の感情や気持ちを汲み取ること

AIは「過去のデータを元に分析すること」は得意ですが、新たに何かを創造することは苦手なのです。

私たち人間は、AIと違って新たに何か価値あるものを生みだすことができますし、そのことに本来喜びを感じるのではないかと思います。

しかし残念ながら、この世の仕事のほとんどは同じ作業の繰り返しです。
仕事から楽しみを得ようとする人はごく僅かで、お金を稼ぐために働くという方が大半なのではないでしょうか。

話しは変わりますが、人間は肉体と霊体の二つで成り立っているのをご存知でしょうか。(いわゆる幽霊が霊体にあたりますが、霊と一口に言っても悪霊もいれば良い霊もいます。)

そして肉体と霊体が唯一共有している器官があります。

それは「脳」です。
寿命によって肉体が滅び去り、霊体が地上を離れ霊界で暮らすようになっても、自分の脳にあった才能や考えは霊体と共に永遠に生きるのです。

この世で勉強して知能を高めた人は、より高度な仕事をして出世するように、御言葉を学んで霊的な知能を高めた人は、より高度な天の働きを成して、天でも地でも大きな栄光を受ける。https://rapt-neo.com/?p=58230


AIは革新的な技術としてあらゆる分野で活用されようとしています。

しかしだからこそAIに丸投げするのではなく、人間の生みだすアイデア・想像力こそが今後、他と一線を画するものとして真に価値あるものとなるでしょう。

これからは、そのような企業のみが生き残れるのではないでしょうか。

幸いなことに、人間はフレーミングが得意だ。
その能力を欠く機械やアルゴリズムとは違う。

フレーミングには、事実でないことを考える力が、つまり、いまはまだ存在しないが今後存在するかもしれない世界を想像する能力が欠かせない。

人間はつねにフレーミングを繰り返すが、この基本的認知能力は、わたしたちが想像する選択肢の範囲を拡げることで、より優れた決断を下すためのツールに変えることができる。

例えば、企業はマーケティングに対する投資収益率を改善するために、データを分析するのではなく、従業員にまったく新しい戦略の考案を促すようになるだろう。
したがって、23年には人間の想像力がデータに取って代わり、価値の源になるに違いない。

この地上で生きている間にAIができない創造的な文化や芸術作品を生みだすことが、永遠に自分の人生を幸福に導くことができるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?