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脳をバランス良く育てるコツ①~子どもの旬を知る~

みなさんこんばんは!双子座流星群がピークですね。
朝は雨が降っていましたが、晴れてきたので夜中に見に行こうかな
なんて考えてます。

さてさて、今回は脳のお話。
実は脳に育つ順番があるって知ってますか?

脳は後ろ側、つまり後頭部にある部位から育っていきます。
後頭部の方にある脳の部位とはなんでしょう?

インプット系が多くあるんです。
インプットといっても、なにかを覚えさせる、何か習い事をさせるとかの
お話ではありません。

大まかに言うと(見る)聞く→話す→読む→書くの順番に育っていきます。
赤ちゃんが発話(話し出す)し出すのにも、何千という単語が頭にインプットされてから初めてアウトプットとして言葉が出ます。

まずは目や耳、五感などから、意識せずに使える場所からを使いながら。
その見たモノ、聞いたモノがやがて情報となります。
そしてその情報を元に理解し、思考していき、学力、運動、会話などとしてアウトプットととして表に出てきます。

そのインプットとアウトプット、我が子の脳を伸ばすのに重要なのが
お母さんの(親の)声かけと見立てなんです。

例えば、『うちの子、言葉がなかなかでないな~』と悩んでいるならば、
毎日『きれいだね、おいしいね、赤いね、青いね。』などたくさんの声かけをし、会話をすることで情報として与えていきます。
ワンワン と言えるようになったら、『ワンワンきたね。』など、
2語文、3語文へと繋がるような声かけを先におかあさんがアシストしていきます。

小学校に上がって『学校どうだった?』の問いに
『別に』と答えるのであれば、
『今日の体育何したの?』『○○と○○どっちがたのしかった?』など
具体的に聞いてあげましょう。


読み飛ばしや早とちりの多い子には『よく見て、じ~と見て』など、
じっと見るようなゲームや絵本、間違い探し、虫の観察などを織り交ぜることでじっと見ることで、じっと人の話に耳を傾けれるようになったりします。

人間の脳の発達には順序があります。
順番に脳は育つので、飛ばしては育たちません。

順番をいきなり飛ばして教科書学習や知育をしても結局多くは
課題が残り基礎基本に立ち返ることになります。

ちょっぴり小難しい話ですが、
音の処理ができるかどうかで読み書きは能力は影響されます。
読み書きは見て→書いてなので音の処理は関係ないと思われがちだが、そんなことはなく文字に対して音がくっついているので、音がわからないと読みはできないのです。

で、何が言いたいかというと、聞くがしっかりと出来ていない時期に
書くような幼児教育をしても、あまり効果がない。ということ。

10才までに質量ともにインプットをいかにたくさんする(体験させる)かがその後脳の伸びが違うといわれていて
特にさせたい教育は体験型の教育といわれています。

体験型の中では正解が決まらない活動をさせることで、正解が決まらないから情報を集め、答えない活動を主体としていくことに繋がっていきます。

今その子が伸びている脳の機能が何かを、側にいるお母さんが
知っているかどうかで育ちの脳のスピードは変わってきます。

見分けるのは実は簡単♪
お母さんにとっては嬉しくないことなんですよ。笑。
面倒だったり、やっかいだったり。やって欲しくないことなの。笑。


でもそのとき子どもが喜んでやる・頼んでないのにやるものが発達の旬なんです。


脳の栄養素の中のひとつは楽しさ、面白さです。
これがないとネットワークが伸びていきません。

勉強が出来ないから塾に入れる、運動が出来ないからスポ少に入れる
悪くはありませんが、得意なことをたくさんやらせる(趣味や好きなこと)
からほうが、圧倒的に脳の成長率は違ってきます。

得意が分からないなら、話すの好きだな、体動かすのがすきだな。
ということからはじめるといいかもしれません。

子どもの脳の今の旬は何だろう???
それを観察して旬に合わせた活動を必ず作って行けるのが
出来るのは毎日近くで見ているお母さんかもしれませんね。


ちなみに我が子は永遠と刃物、刀を作っています。
学習は毎朝15分のみ。
あとはひたすらもの作りです。

今は旬が手先を動かすこと、模写して模造することなのかも
と思い、必死に、毎日、工作に必要な時間とモノを与えている
親馬鹿です。


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