見出し画像

#2 とりあえず銀行に話を聞きに行く

金融機関3社へのヒアリング

家を建てる決意してから、まずはじめに予算を調べることにしました。
個人事業主は住宅ローン審査が厳しく、一般的な住宅の価格よりも低い予算で計画しなくてはならないだろうと想像したためです。

資産運用に詳しい知人に相談すると、地方銀行、信用金庫、ネットバンクの住宅ローンといった異なる種類の金融機関3社程度に、まず話を聞いてみるのが良いとアドバイスを貰ったため、
・地方銀行:普段使用している名古屋銀行
・信用金庫:家の近くにある西尾信用金庫
・ネットバンク:すでに口座を開設している住信SBIネット銀行
の3社にとりあえず話を聞いてみることにしました。

各社にTELまたは訪問し、仮審査に必要な書類と条件を確認した結果が下の表です。

仮審査に必要な書類と条件

だいたい内容は同じだったのですが、赤字になっている部分のみ他社との違いがあります。
・名古屋銀行は仮審査の段階から土地所有者の印鑑と身分証明書が必要(今回土地は親族所有)
・西尾信用金庫は借入可能額計算のための収入の出し方が、確定申告三期分のなかの「最低額」を基準にし、それの約7倍。

今の段階から土地所有者の印鑑などを準備するのが面倒だったのと、申告書三期の最低額となると、一期だけ極端に収入が低くなっている期があるため、まずは住信SBIネット銀行で仮審査をしてみることにしました。

戸建て住宅の設計を仕事にしているため、予想はついていたことであり、よく言われていることですが、住宅ローンは「建売住宅」を基本前提とした仕組みであるということが分かります。(仮審査についての電話をしたときも、どこのハウスメーカーのものかをまず聞かれました。)

一から設計をする注文住宅では、予算を調べるための仮審査の段階で、通常、図面も工務店見積もりもありません。

計画を前に進めるために、仮の図面と見積書を準備し(これも住宅の設計依頼をいただいた際には、よく行っている作業です)、仮審査のための書類を用意することにしました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?