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自分の好きや得意が分からなくなる「自己肯定感の低さ」を克服するための一つの手段

小学校で大流行していたプロフ帳。
同世代ならきっと何枚も書いたことがあるはず。

ステーショナリー系のグッズが大好きだった私は、なんだかいろんな意味でキラキラしているこのプロフ帳を持ってるだけでテンションが上がってた記憶がある。

でもこれ、自分が書くのは苦手だったんですよね~~😇

自分の好きなものってなんだかはっきり分からなくて、毎回無駄に頭を悩ませてたような気がする。(誰か私が昔書いたやつ持ってたら見せてほしい。いや、やっぱなんか怖い。笑)

「自分の好き・得意が分からない」は、自己肯定感の低さを表していた

「好きだけど、〇〇ちゃんほど詳しくないから私は好きって言えないかも。」

「興味あるけど、〇〇ちゃんほど得意じゃないから私は得意じゃないかも。」

今となっては、なんでその年でそこまで控えめにしちゃうのよ~なんて思う自分もいるけれど、当時の自分は真剣だったし、そう信じてる状態で「そんなことないよ」「〇〇が素敵だよ」って言われても受け取れなかっただろうなと思う。

こういう人がポジティブな言葉を受けて取るためには準備が必要

生きているといろんな言葉が投げかけられる。嬉しいことだけじゃなくて、悲しいことも、悔しいことも、怒れることも、いろいろある。

嬉しい言葉を素直に受け取れなくなってしまう理由の一つに、ネガティブな言葉を受け取った時に自分の思考を整理する方法を知らずに過ごしていることがあげられると思う。くさいものに蓋をした状態を続けていると、結局「くさい」にまみれてしまって、良い香りがよく分からなくなってしまう感じかもしれない。

そういった場合は、
受け取った言葉を整理整頓して断捨離できるとすっきりできる

全部ごちゃまぜにして受け取った言葉を心にしまっておくと、もう何が何だか分からなくなってしまって必要以上に謙虚になる。
誰かから厳しい指摘をされるのが怖いので、最初から「分かってます。私は〇〇できないです。」というのを表現するかのように振舞ってしまう。

でも、本当に「〇〇できない私」なんだろうか?

事実と解釈を分けて出来事を認知していくと、案外自分のフィルターが思ったよりも偏っていたことに気づける可能性がある。

とはいえ、こびりついた思考回路を断捨離するなんて全然簡単じゃない

気づけるまでに数分~何年と差は激しくある。
私自身は何年もかかったタイプで、そりゃあもう過去の日記を見ると恐ろしく病んでいた時代があったなーと思う。

「自分は何にもできないし、何かをしたら誰かに迷惑がかかる」とか
「誰も私のことを分かってくれない」とか言ってるかと思いきや
「突如涙が出てきた時に、目が腫れない泣き方のコツをつかんだ!」とか
「誰も悪くない方法でいなくなるには、隕石が自分に激突したら良いんじゃない?」とか、冷静に考えると狂った思考回路だった時期もある。

どうして私が何年もかかったのか振り返ると、断捨離の手法として自分の頭で考えることやノートに書きだすことしかしてこなかったからだと思う。話すことはゼロではなかったけど、愚痴として話している程度。

友達があんまりいなかったあの頃のモヤモヤを今言語化するならば、「ありのままに自分のことを話せて、自分の考えを引き出してくれる利害関係のない相手が欲しかった」だな、と。

一人で思考を整理するのは本当に難しい。
それに自分にとっての当たり前はなかなか注目なんてできないから、スルーしてしまう。たとえそれが自分の強みであっても。

対話を通して発見できる自分像に腹落ちしやすいのは、自分から出てくる言葉を元に相手の反応によって自分では気づかなかったポイントにフォーカスできるからだと思う。

対話がポジティブな言葉を受け取る準備に効果的

実際に私は自分の感情迷子で途方に暮れた時期に、めちゃくちゃ話を聴いてもらって救われた経験がある。
自分では「当たり前」として扱っていた想いに「なんで?」の矢を飛ばしてもらったり、自分では「弱み」だと思っていた特徴を「それがあったから〇〇ができたのでは?」とレンズを入れ替えてもらったりした。
そうしていく内に、目の前にあった世界は何も変わらないはずなのに「見え方」が変わっていった。

これは一人じゃ辿り着けなかった世界だと確信した。

こんな素晴らしい経験をさせてくれた大好きな方へのリスペクトが膨らみに膨らみ、私もその人みたいになりたいと心から思った。

だから今度は私が「聴く」を通して恩送りをする

この発見や充足感を循環させたいと思った私は、「聴く」をもっと扱えるようになるために、Lively Talkのホストとポジウィルのキャリア支援といった切り口で活動していこうと決意。
きっと昔の私が未来予想として聞いても信じなかっただろう今がある。

寄り添い、鏡になったり効果的な問いを投げかけたりしてお話聴きます。
このnoteを読んでくださったあなたと、ご縁がありますように。


【活動内容紹介】
LivelyTalk
公式ページ:https://www.lively-talk.com/
個人ページ:https://www.lively-talk.com/hosts/shizuka

ポジウィル
認定講座:https://posiwill.jp/nintei/
(講座受講済み/トレーナーデビューはまだです)


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