番外編:(オススメしない)生きる努力
前の記事には書かなかった、特にオススメできない方法を一つ追記しようと思います。
オススメできない理由は二つ。
一般に危険とも言われているから。二つ目は、僕自身が身につかなかったから。なので体験談としては不十分かと思いますが、前回の四つの方法との共通点があることを思えば、特筆しても良い気がしました。
イマジナリーフレンド
「想像上の仲間」や「空想の遊び友達」などと訳されるもので、現実には存在しない相手との対話や生活の営みのことです。
今でこそ僕は生み出そうとはしていませんが、人形・ぬいぐるみ・フィギュアを大切にしていますし、イマジナリーフレンドっぽい小説・作品はかなり好きです。小説『初音ミクの消失』も好きですし。
イマジナリーフレンドは幼少期に誕生しやすいようですが、意図的に生み出す方法として、タルパというものもあります。
しかし、冒頭にも述べたように、ぬいぐるみなどの依り代なく、イマジナリーフレンドがうまれ、話したりすることで心に平穏がもたらされる事はありませんでした。
滝本竜彦先生の『超人計画』みたく、僕にも綾波レイが現れてくれたならば、また違っていたのかもしれません。
ところで、前回の四つの方法との共通点は、何か別の存在を見立てることで、現実を見直すという事かと思います。
無感情な人として、あるいはアニメキャラや神の存在を感じたり、「綾波宗水」という人格を打ち立てるといった風に、イマジナリーフレンドというのも、積極的な生きる努力の一つだったはずです――――――
書いていて思い出しました。
僕には「シュウスイちゃん」という存在が既にいたという事に。
厳密にはこの子も、ぬいぐるみに対する感情に近く、イマジナリーフレンドの一ジャンルに過ぎないかもしれませんが、案外、僕の深層心理には影響を及ぼしていたようです。
シュウスイちゃんは消えないですよね。きっと大丈夫だよね。
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