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人は教えてもらったことは教えることができる

タイトルは田島列島さんの漫画 「子供はわかってあげない」にでてくるセリフです。

https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AF%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%82%E3%81%92%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-KC-%E7%94%B0%E5%B3%B6-%E5%88%97%E5%B3%B6/dp/4063883795

上下巻で完結ですので、1500円くらいで買えますし、今年の夏に映画化もされるそうなのでぜひ読んでもらいたい作品です。ほのぼのした世界観と考えさせられる言葉が素敵な作品です。大人でも、いや大人だからこそ楽しめるのではないかと思います。元乃木坂の西野七瀬も田島列島さんの作品が好きだそうです。だからオススメです。(?)


さて、先日サッカーのコーチをしていて、選手にボールの蹴り方をきかれ、それがきっかけで、自分がどういう経緯でボールを蹴れるようになったのか振り返ってみました。でも、私は誰かに蹴り方を教わった記憶がありませんでした。ボールを蹴れるようになった要因は、小学生の頃に、父とひたすらキックの練習をしたことであるのは間違いないのですが、その際に父からコツや蹴り方は教わっておらず、数をこなして感覚を掴んでいきました。

自分のサッカー人生を振り返ると、中学生の頃には、リフティングとドリブルのメニューをひたすら取り組んだことで、ボールタッチが磨かれ、高校生の頃には、ひたすらパスの練習をしたことで、パスとコントロールが上手になりました。

でも、やはり、コツややり方を教わったわけではなく、積み重ねや周りの人をみて上達したと思っています。


「教わったことは教えることができる」とありますが、私には教わった記憶がないため、自分ができない状態のときに、どういうアドバイスがあるとできるようになるのか、逆にどういう言葉は良くないのかを想像することが難しく感じます。きっと、教わったことがきっかけで、できるようになったという経験があれば、それを自信を持って他の人に伝えることができると思います。でも、私の場合は自分の体験がないので、きっとこうすればできるようになると思うよといった教え方になってしまいます。


また、私は職場では新入社員ということもあり、毎日、先輩社員の方々に教わりながら仕事をしています。教えてくれる先輩方は忙しい中教えてくれるのでありがたいですし、大変参考になることばかりであります。でも、教える側の先輩方は様々な方がおり、価値観や考え方が異なるため、時には、同じことでも人によって言ってることが異なり困惑するときや、鬱陶しく感じるときもあります。


自分と合わないなと感じる人とは関わらないようにするという考え方は最近主流になりつつあると思います。たしかに、その方がストレス感じないし、楽だとは思いますが、一方で発見も少ないと思います。

サッカーのコーチをしていても、自分と境遇や技術レベルが違う選手を教えるのは本当に難しいですし、仕事では、先輩社員との業務知識の差が大きすぎたり、年代が離れすぎていたりで話を理解するのが大変です。

でも、いつか自分の経験や知識を誰かに伝えられるようにするために、日々周りの人に教えてもらったり、本から学んだりしていきたいと最近は思っています。そして、私から教えてもらったことで、誰かの人生が少しでもよくなることを目指して、教える力の向上にも努めたいと思っています。



はい、ということで突然ですが、次回のマガジン「週刊Nocturne」(読み方いつも忘れる)のテーマを発表します。今まで書いてきたことは前置きだったわけです。テーマは、


「先生からの教え」にしたいと思います。


先生は小中高でも、部活でも習い事でも何でもOKです。いっそ先生じゃなくて、親でも先輩でも誰でもいいです。ただ、先生って教えるのが仕事なわけですので、先生って表現の方がニュアンスが伝わりやすいかなと思った次第です。

誰かから教わったことで、役に立った、おもしろかったなど、他の誰かに教えたいこと・伝えたいことをnoteに書いてくれればなと思います。もちろん、自由に書いてもらって構わないので構成はまかせます。

このテーマのnoteの投稿は来週土曜日の20時頃ですので、もし興味を持った方は来週も読んで頂ければなって感じです。


ここまで読んで頂きありがとうございました。

では、何卒。

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