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棺桶とノート

会社で
文具好きな先輩がほぼ日やミドリの紙質のいいノートを持ってきてくれて
ノートの使い方とか、今までの記録(子どもからもらった絵とか手紙とか、同僚や生徒からのメモとか、写真とか切り抜きとか)のこととか、いろいろ話していた時に

「死んだらそのノートや手帳どうしよう、、、」ってなって
違う先輩が「棺桶に入れてもらったら」と言う。
おー!!って思った。
ナイス!

子どもや友達や同僚からのメッセージとか写真なら宝だが
自分が書いたものなど恥
死ぬまでに処分しなきゃと思いつつ、まだあって。

死んだら、もう、 恥 とかないしな。
私が死んだ後なら、もう、読んでもいい見てもいい、、でも。
可燃ごみに出すなら私の棺桶に入れてもらおう。
お花のように。
いろんな色のノートが天井近くの物入れの段ボールにも詰まっているからそれも含めて
お花のように、私の顔や体の周りに敷き詰めてもらったらいい。
この先もずっとノートは書くから。
棺桶に入りきらなくなるくらいあったら、なんか、その時の私はかっこいいかも。

なんて考えながら、いつも次のノートを選ぶのが楽しみ。

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