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フィジカル

材料があれば育てられるのに・・・。

食べなきゃ材料もできないのに、そんなにタンパク質ばかり買えなくてね。

腕だけはちょっと変わってきた気がするのだけど
毎日ペットボトルを上げ下げしていても
むきむきのかっこい形にはなれなくて。

山田玲司さんの動画を流していて
ヨガや踊りをやってらっしゃるだろう女性の方との話で
こんなことを聞く。

どういう方法でも(筋力を)保ち続けてないと
心の明度が落ちる っていうか、ぼんやりとして・・・

例えば対人関係とか仕事のこととか
例えば世の中に出て行く、人前で話すって風になっていくと
色々なエネルギーの一つっていうのと絶対係わってますでしょ

ある程度のものは筋力ではね返すんですよ。
そこ鍛えてないとやれないっていうものはあるんですよね

私は小さい頃運動が苦手で
運動会は本当は大嫌いで、運動できないことはコンプレックスで
父とやるキャッチボール以外何もできなくて
だから小学生の時は野球部に入りたいと遠くから練習を見ていたものだが
中学高校と全く才能がないのに他の運動部に入ったことで
体育の授業などは全くしんどくなくなり
いつの間にか運動できないコンプレックスも忘れ
中途半端に運動ができる人になったものの
もともと好んで運動はしないので、高校を出ると途端に運動をやめちゃう。

今年は部長のKちゃんが呼びかけてくれて
久しぶりに高校の部の同窓会。
まだ自分たちが就職したてくらいだっただろうか
同じようにKちゃんが企画して同窓会をして
Kちゃんがうちまで車で送ってくれて、
その時に
「私たちって全員ずっと元気だよな、、、高校の時にめちゃめちゃ運動してたからかな」
と言った。
だな!! って思ったものな( `ー´)ノ

もともと運動は好きじゃない。
なんで筋トレ?
まぁ、自分で死ぬまで動きたいっていうのはあるけれど、
それより、踊るために筋肉が欲しいの、今現在。

理由はある、一応。
ジムに行くお金と時間はない。
なので
家で限りある時間の中効率的に鍛えたい。

ペットボトルの重さをもうそろそろと2倍にする。

腕だけ鍛えてどうするん?と娘が言う。

NewJeansのシカゴでのライブ映像を見ながら、
「腕がむきってしてたらかっこいいやん!!」と
こんな感じでと示すと
「細っそいやん、棒みたいやん」ってボート部の娘が言う。



いや、、なにせ、ぶんぶん踊るには筋力がいるし、

筋力で跳ね返すことができる仕事や対人関係があるなら
私はそうしたい。
フィジカルで解決できるならそうしたい。


思えばこれまでも、、”フィジカル”故だったかも。
私が、今まで仕事上で、もうダメっていう状況で「くっ」って頑張れたのは
まるでメンタルのおかげみたいに思っていたけれど
その時に私の体が頭痛腹痛に襲われていたら、その「くっ」の頑張りはできなかったわけで
結局、いつも体が健康っていう状態が、苦境から救ってくれていたのだ。

数年に一度受けるがん検診も、全部異常なしで紙が一枚ずつ送らてくる。
職場では近しい人は全部コロナになったのに、いつも一緒にいる私だけ未だにかからずで。
他人が体の不調を訴える時に、自分はそれほどではないと返す時、
「健康自慢」にならないように言葉に気を付ける。
私は何もしてない。ただただ今のところ健康面においてたまたまラッキーだっただけのこと。

何もできないのに、私の「人生」を支えてくれていたのはこの体。
50年もだ。長い。そこに意味はある。
自分の体を私は随分と粗末に扱ってきたものだ。
ただ健康なだけでこんなにも幸せにしてくれているのに。

もっと栄養を摂らせてあげて
もっといい運動を与えてあげて
もっといい美容液でケアしてあげられたら
喜んでくれるだろうか。

自分の体を客観視する。
大事にしてあげなきゃって自分の体を他人のように思って初めて、
やっと自己愛の一歩目となる。

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