#6 趣味:バイク 〜陰キャを変える魔法の道具〜
私は防衛大学校在学中、2019年のGWにバイクの免許を取った。左手クラッチ、右手前ブレーキ+アクセル、左足ギアチェンジ、右足後ろブレーキ。
ドラムができない私にとって、バイクに乗りこなすのは困難を極めた。事実、卒業検定当日の朝、教習所で転けている。
そんなこんなで今まで乗っているバイクについて、今日は書いていく。
バイクのメリット、デメリット
前提として、バイクは圧倒的にデメリットが大きい乗り物である。
メリット
・乗っててなんか楽しい。(理由は多分誰も知らない)
・旅がしたくなるのでいろんなところへ行ける。
・なぜか知らないが渋滞知らず。
・乗っている自分がかっこいいと思う。
(自分がかっこいいと思う服を着て、かっこいいと思うバイクに乗る。かつ、ヘルメットで顔が見えないため。)
デメリット
・夏は暑く、冬は寒い。
・虫アタックから逃れられない。
・常に強風との戦い。
・死亡リスクが大きすぎる。
・最大2人しか乗れない。
・女ライダーは話しかけられることが多い。(特にブ男から)
・男でもおっさんから話しかけられる。(特に大排気量乗ってる人から)
他多数
のような感じである。要はドMの乗り物です。
YAMAHA YZF-R25
私はヤマハの250ccスポーツバイクに乗っている。2年前、バイクを見に行った時にマットブラックの車体に一目惚れしてしまった。Ninja250、二ダボ(Honda CBR-250RR)に比べてパワーは劣る印象ではあるが、よく曲がり、体勢もキツくない、いいバイクであると思う。
写真の通り、現在はヨシムラスリップオンマフラー「サイクロンR11」、シーケンシャルウインカー、ピレリディアブロロッソⅢ、風神ステッカー(自作)などなど、自分仕様にしている
フッ軽になって広がった世界 〜行って良かった場所 関東圏編〜
今日現在までで約23,000kmを前述のバイクとともに走った。甲乙つけがたいが、今まで行った場所で良かったところを、特に関東圏で挙げていこうと思う。
1. 富士山近郊エリア
日本の象徴とも言える富士山。この近郊は観光地も多く、景観もいい。富士山は360度、どの方向から見ても綺麗に見えるので、どこを走っていても爽快である。絶叫系が大好きな私は富士急ハイランドによく寄り道をする。
富士5湖はホテル、キャンプ場が多くあり、宿泊にも適しているし、西側の朝霧高原は富士山まで遮るものがほとんどなく、雄大な景色が広がっている。
2. フェリーで行く小旅行 千葉館山
神奈川県横須賀市の久里浜港と千葉県の金谷港を結ぶ東京湾フェリーは約40分で東京湾を横断するカーフェリーである。久里浜港へは東京から約1時間で行くことができ、船旅をして程よい田舎に行けるので、まさに手っ取り早い小旅行である。
海沿いにはホテル、道の駅が多く、様々な飲食店も立ち並ぶ。少し高い崖の際にある「音楽とコーヒーの店 岬」は私のお気に入りの場所である。隠れ写真スポットの「燈籠坂大師の切り通しトンネル」、バンジージャンプなどのアトラクションもある「マザー牧場」など、1日、2日あれば十分に満喫でき、どの年齢層にも、ソロでもファミリーでも楽しめる場所となっている。
3. 食と自然と 宇都宮エリア
栃木は宇都宮。言わずもがな、餃子が有名な都市であるが、少し足を伸ばせば様々な隠れ観光スポットがある。
大谷資料館はもう何度行ったかわからないくらい行った場所である。宇都宮から30分ほどであったと思うが、地下に入ると壮大な景色が広がる旧採石場である。夏は涼しく、冬は暖かいのでおすすめの場所だ。また、夜のライトアップが綺麗な竹林や、バイク乗り御用達の神社など、枚挙にいとまがない。
少し足を伸ばせるならば、白河は南湖にある翠楽園という日本庭園や、那須芦野にある石の美術館も個人的な個人的なおすすめスポットである
4. 東、西、南、北で違う顔 伊豆半島
伊豆半島も私のお気に入りの場所である。伊豆半島の付け根、箱根付近までは東京から車で1時間半ほど。東は箱根、熱海などの観光地が勢揃いである。また、中央には伊豆スカイラインが通っており、素晴らしい景色を楽しめる道もある。西はサンセットロードの名前にある通り、夕日が美しい。また、恋人岬や土肥温泉など、興味をそそるスポットも数多くある。南には歴史的にも有名な下田がある。ここはペリーによって開国を迫られた日本が最初に開港した場所で、今も港町として栄えている。
伊豆半島は東西南北それぞれに名所があり、房総半島よりは満喫に時間がかかるが、そこまで遠くはないので何度も通える場所である。途中、西湘バイバスや、箱根ターンパイクなど、綺麗な道も多数あるので是非行ってみてほしい。
自国を知らぬ者は世界をも知らぬ
今回、比較的関東から近いところでピックアップさせてもらったが、東北、福岡、京都、淡路島など、勧めたい場所はもっともっとたくさんある。
私は幼少期を海外で過ごし、一時は行った日本の都道府県よりも、行った国の数が多かった。バイクに乗り始め、日本国内の様々な場所に行った。だが、まだまだ知らない場所、歴史、人々、たくさんのことが待っていると思う。自国を知ることこそ、世界を知る第一歩であると思うので、今後もたくさんの場所に赴きたい。
人生、行き詰まったり、悩んだりすることが多いにあると思います。バイクに限らず、いろいろな方法がありますので、知らない世界に行ってみることも大切ではないでしょうか。
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