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やらなきゃいつまで経ってもできるようにならない

こんにちは。とあるベンチャー企業でひとり人事をしている朱夏です。

先週、仕事の大先輩からフィードバックを頂きました。
背景にあったのは2つの出来事。

一つは、若手の営業メンバーが先期決算に関わる大ミスをしまして、その件の情報共有がちょっと上手くいかなかったこと。
もう一つは、とあるメンバーからちょっと重めの相談を受けて、私自身が右往左往してしまったこと。

いずれもその大先輩に助けてもらって事態は収束しつつあるのですが、、

 ・マネジャーに昇格したのだから、もっと毅然とした態度を取らないとダメ
 ・メンバーに優しいだけではナメられるし、成果も出していけない
 ・面接とか会議とかで忙しすぎ。管理職なんだから手を動かすところは放してもっと上段を考えることにリソースを割くべき

といった趣旨のフィードバックを受けて、少し自分の中で思考整理していました。

行動の面では、自分自身、1月以降なんとか自分の業務を手放せないかと、業務委託の方や今期から採用に関わってくれるメンバーに少しずつ渡していました。
が、目に見えるくらい業務が減ったかというとそうではなかった

なんでかな?と思った時に2つあるなと思いまして。

 *遠慮が働いている
  ー「これは主担当である自分がやらないといけないのでは?」という気持ちが働いて、結局全体の上澄みだけちょろっと渡すしかできていないから、分担しても負担は減らないし、むしろ分けた分手間が増えている。

 *「作業」と「判断」が切り分けられていない
  ー私が行っている業務の大半が「判断しながら作業している」もので、単純作業に落とし込めない(といっても、確かに作業レベルにできないものも確かにあるのですが)。

ということで、業務委託の方に、中途採用の書類選考ジャッジ権〜一次選考日程調整を委譲しました。
ある程度、業務プロセスの「塊ごと」手放すことで、「ここまでは渡しても大丈夫」のラインを広げようと思っています。

また、土曜日に本腰入れて人事業務の細分化・可視化をがっつりやりました。
やってみたらまぁ、、

業務の幅の広いこと広いこと( ;´Д`)

ちょっと軽く眩暈を覚えました、、
でも、ここまで細分化してようやく手放せるものとそうでないものが見えてきましたので、明日以降でこれを見ながら動いていけそうな感じです(`・ω・′)

もう一つ、フィードバックにあった「毅然とした態度」についてですが、、
自分に関して言えば、「職務上の役割」と「自分の人格」を切り離さなければならないということだと思っています。

そうしないと、職務を全うできないどころか自分が疲弊して燃え尽きる可能性もあるわけで、、
(最近、メンタル不調の予防施策の参考にしたこちらの論文に激しく共感したのもある↓)

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/01/pdf/054-064.pdf

Hochschildの見解によれば、バーンアウトするリスクの高い人とは、職務上付与された役割と自分の人格を分けてとらえることができない人、つまり、職務上の役割にともなうクライエントからの反応(時として苦情や攻撃)を自分個人の人格に向けられたものととらえ、思い悩んでしまう人だとされている。

久保真人「バーンアウト(燃え尽き症候群)ーヒューマンサービス職のストレスー」『日本労働研究雑誌』通号558, 2007.1, p.54-64

私にとってはこっちの方が遥かに難しい。
嫌われることを極度に恐れる自分。
ここ2年の内省を経てたどり着いた「自意識」というとても根深い問題。

今もまた、この問題に向き合わなければと思うと同時に拒みたい気持ちを持つ自分もいる。
うーん、、じっくりゆっくり付き合って行かなければな、、と思います。

いずれにしても、

やらなきゃいつまで経ってもできるようにならない

と改めて思いました。

私、趣味でHIPHOPダンスやっていたのですが、
最初は当然うまく振りが踊れないわけで、どうするかって言ったら鏡の前で何十回、何百回と同じ振りを踊りまくるわけです。

「あ、今ちょっとできた、、かも?」
「あ〜〜またできなくなった、この場合だとダメなんだな」

みたいな試行錯誤の末に、10回やって2回しかできなかったことが4回、8回と成功率が上がっていく。

仕事も同じだよなぁ、、
という、これまた至極当たり前なことを改めて実感しています。

オチはなく、「ま、やるしかないか!」という気持ちです(=ω=)

それでは今日はこの辺で( ˘ω˘)

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