“On Your Side”

自分が思っているより、心配されていることがあるらしい。

確かに言われてみればそうか。
なんであの人が…というニュースも珍しくない。

身近にあってもおかしくない話だ。

ただ難しいんだよね…これ。
それは、心配されることが逆にプレッシャーになるからだ。


あくまで、自分の場合は、そう思う。
なんというか、むずい。シンプルにまとめられない。


「頑張れ」とか「前向きになろう」は無理。
一番嫌いでキツイ。

じゃあ、「心配してるよ」はどうなのか。
これはありがたいんだけど、けっこう負荷がかかる。
「死ぬなよ」とかヤバいね。圧がすごいじゃん。 

いや、まあ死なないけど…


なんというかね、言葉じゃないんよね〜…
伝わって欲しい。この感じ。

見守る?というイメージかな。
子供にあーだこーだ、これしろ、あれしろ
あれはダメだ、これをしなさいって言いまくってたら
子供はイヤな気分になるでしょ。

本当にダメなことは叱る必要があるけど、強制されるとイヤになるのは自分だって同じだ。

見守ってて欲しいのよね。
ポジティブもネガティブも、動けるときも、動けないときも、全部含めて。

いまの自分はそれ以上のモノは求めてない。


特別美味しいご飯とか、綺麗なところとか、そんなのはプラスαのことであって、もちろんあるに越したことはない。

ただ、もう一回底まで落ちると、幸せな基準が下がるのよね。お金は最低限あって生きてられればオッケーなのよ。とりあえずは。

それは、精神疾患で無欲になってしまっていることも影響しているんだけど…


でも本当に、なんだろう。
「干渉しない勇気」というのか。

バランスなんだけどね、これも。その調整が必要なんだと思う。


そんなん、外に出たほうがいいに決まってる。
周りの人も心配してくれて、そういうんだ。
悪気がないことも知ってる。わかってる。

でもそのメッセージは、自分の中でこう変換される。
「早く治そうよ」という言葉に。


そう、聞こえてしまうから、焦る。
いまの自分はダメなんだと思う。そして責める。


悪気はないのにダメージを与えてしまうことほど、残酷なことはないと思う。誰も幸せにならない。



これはいまの自分の心からの叫びでもある。


物理的にそばにいれなくても、心がそばにいてくれる感覚があればいいんだ。


実際、今はまともな判断ができない。論理も立てられない。だからバイアスがかかっためちゃくちゃな考えを言うこともある。


だから話し合いなんて、そんな高度なことはできないんだ。聞いて欲しいだけなんだ。心の叫びを。


「死なないでね」という言葉。
その人の本音が伝わると同時に、怖くもなる。



ネガティブなことを言えば、その通りになるとは限らないと思うのよね。最近はそう思うことがある。
ネガティブ禁止にしたほうが反動なんて来るだろうし。


こういうときに近くにいてくれる人って、大前提めちゃくちゃいい人ばっかり。
だからこそ、言葉の力が強い。心に強く響いてくるんだ。

 
いまの自分には、まだ相手に素直な言葉を伝える力はない。こうやって書くことは少しずつできるようになってきているけど、まだまだかな。


あくまで、「自分がどう思っているのか」を知ってほしい。分からなくてもいい。そうなんだ〜でいい。


大切な人がいなくなったら悲しむと思う。
そんな自分、昔は自分が死んだとしてどれぐらいの人が悲しんでくれるのかなと思ったことはある。
あんまりいないのかなぁ、いなかったら悲しいな。


もし死後の世界を見れるなら、見たいよね。
自分の死んだ後に、どれだけの人が思ってくれていたのかとか。現実的に無理だけど。


いま自分が恐れているのはやっぱり、同じことを繰り返してしまうことだ。

焦って、頑張ってリハビリしてもちろん計画的にやるけど、それで復帰できるって言われてない状態で勝手に進んでしまったら元も子もない。


本音としては休みたい。それは今も思う。
じゃあそのままでいいの?っていう問いかけだよね。


そういうときの聞き方も、少し変えれば全く違う印象になるのになぁと思う。
こういう精神状態のときは、「なぜ?」とか「どうして?」って聞いても答えられるはずがない。
だって考えられないんだから。


本当はどうしたいの?うーん…
ってなるよね。


こういうことを話すと、じゃあ周りの人は何もできないのか?役に立ちたいのに…と思うよね。
実際、何もできてないのがイヤということを聞いたこともある。不甲斐ないとか、ごめんなさいとか。


全然そんなことないんだけどね。自分からすると。

さっきも言ったけど、見守ってくれていればそれでいいんだから。それでストレスになっちゃうと、それも申し訳ないし、むしろ自分のプレッシャーにも繋がっちゃう。最悪の場合、共倒れもありえるからね。


ほんとにじっくり、じっくりやっていくしかないと。
焦りは禁物って簡単にいうけど焦るから!
ゆっくり休んでてても、休んでていいんかなぁってなるし。答えもない。分からないことだらけ。


味方でいてくれるだけでじゅうぶん。
ほんとに、そう思う。


デリケートで難しい部分だし、心配になるのはわかっています。でもどうか、そこだけは自分の願いです。


今だって外に出るのは怖い。緊張するよ。
でもいずれ、外に出たいなぁと思うときが増えてくると思う。
多分義務感でやってもうまくいかない。


それは昔の自分となんら変わらないからだ。
無理やりやってうまくいったことがない。だからこうなってるじゃないかと。

うつは甘えじゃないからね。これを逃げてると言ったら、もうそれは言葉の暴力だよ。
一般論、正論は通用しない、この自分が見ている世界で、いかに理解していくかが大切だと思うな。

善意で人を追い詰めないのは、そう簡単なことじゃない。不安になるし、怖いし、大丈夫かなって思うんだよな。だからこうやって書いてる。



発散したいし、発信したいからやってるだけ。
自分のやりたいようにやるよ。 



最後に、自分の好きな曲を添えて終わります。

となりにいるよ 離ればなれでも
探さなくていいよ
君を守るから

空を歩いて 雲の階段を降りて
君のために僕しか出来ないことは
すべてあげたいんだ

'cause I'm on your side
君の笑顔 君の体温
守れるなら 僕は風になる
すぐそばに行くよ
崩れそうな時も支えてるよ
'cause I'm on your side
この手で

失うことを僕たちは知っている
涙も汗もすべてが
僕たちだけの Story

分け合えるものがたとえ悲しみでも
君がくれるすべては
そうさ、かけがえのない宝物さ

'cause I'm on your side
君の涙 君の炎を
守れるなら 僕は空になる
もうここにいるよ
となりでずっと笑ってるよ
'cause I'm on your side
前を向いたら
さぁ、歩き出そう

夢よ覚めないで 引き戻さないで
このまま このままこの道を
崩れても 壊れても
いつまでも

I'm on your side
君の笑顔 君のすべてを
守りたい 守り続けるから
もう何処へも行かない
その手を握って笑ってるよ
これからずうっと

I'm on your,
Yes, I'm on your side
Now and forever
Yes, I'm on your side

I am on your side

「On  Your Side」Superfly

今日はこの辺で。お休みなさい。

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