日帰り温泉食べ歩きの旅。
坂の多い町だ。
観光地らしく、そこここに「歓迎」「ようこそ」みたいなのぼりがハタハタして、店先には誘い込む湯気や、美味い匂いがたちこめる。
久しぶりに母と、それからその娘である私たち三姉妹とで、日帰り温泉のプチ旅行へ行こうということになったのは、母の誕生日だったから。義兄の運転で、二時間弱の『下呂温泉』へ来たのだった。
天気も良しだ。
日帰り温泉の入浴時間は、宿泊客の利用しない時間帯、12時―14時のため、着くやいなや食べ歩きを楽しむことにする。
うんま~。。。
とろけるお肉、さっぱり白ワイン、最高。
からの
引き続き白ワインとともに。
こっれは、合う〜。下に敷くように花がつおがいい仕事してますわ。バター醤油と、明太を追いバターがマリアージュさせとる。
店内も「映え」てました、真っ黄色にね。
美味しかったね〜、と歩いていくと発見
銭湯をモチーフにした店内は、レトロおしゃれでかわいい。ガチャガチャで弾数(8.9.10発のカプセルがランダムに出る)を出し、お兄さんに撃ち方レクチャーを教えてもらい、いざっ!!
楽しかったー!お兄さん面白かった〜。
射的、お祭りで見つけたら、またやりたい。
ゆっくりゆっくり坂道を登り、急な階段では母の手を姉がひき、カエル神社に立ち寄る。
お賽銭を入れると、カエル様がひと言ずつお告げをくださるのがまたかわいい。
「ねね、下呂プリンあるよ!」
抹茶、コーヒーゼリー、メロンソーダ、季節限定、レトロ、まろやか…と豊富な種類に迷うけれど、ここはコーヒーゼリーで。
(コーヒーゼリーが、好きだから~)
母や姉たちのも味見。どれも、優しい甘さで美味しくて、食べ終わったら牛乳瓶みたいに回収ケースにお片付けするのも銭湯っぽい。
さぁ、そろそろお風呂へいきますか♨️𓈒𓂂𓏸
今回は、老舗「小川屋」さんのお風呂。
畳が敷いてあるのですよ。
お湯はまあるく、とろんとして、湯加減もなんともちょうどよく、広々とのんびりと。
三姉妹と母と裸ん坊。
いやはや、それにしても行きの車中から、ずっと話が尽きない。それぞれの子どもたちのこと、仕事のこと、身体のこと、観た映画やドラマのこと、行きたい場所のこと…。
またこうして出かけよう。
露天風呂も、ミルキー風呂も、ゆっくり浸かり、身体は芯からホカホカに。
「これさ、宿泊するよりゆっくり入れるね」
食事の時間などを気にせずに入っていられて、日帰りでもしっかり温泉を堪能できた。
「このまま昼寝したいね〜」
は、ある、たしかに。泊まりで来たときには、そういうのんびりをしよう、覚えておこう。
せっかくだから、お土産も買おうと、街を歩く。大きな川にかかる橋を渡ると、河川敷では夜の花火の準備をしていて、そういえば人も増えてきた。
三連休だし、これから賑わっていくんだね。
下呂の地酒(どぶろくや純米酒の飲み比べセット)を買い、バタークッキーや下呂まんじゅうを買う。
「なんかさ、ラーメン食べたくない?」
と、いうわけで帰路に着く前に、ラーメンを補給いたします。
The中華そば、みたいなこういうやつが食べたかった。細麺でスッスッと。裏切りませんね、美味しゅうございました🙏
ってなことで、
母と三姉妹の
「日帰り温泉食べ歩きの旅in下呂温泉」は
これにて。
あ。
お母さん、誕生日おめでとう。