見出し画像

再雇用で収入が激減!60歳エンジニアが選んだ「転職」という道【シニア転職・前編】

こんにちは、広報の加藤です😊
ここ数年、システムアイにはシニア人材の入社が増えています。2023年の1年で、50歳以降の中途社員が12名入社し、内4名が60歳での入社です。なぜ最近シニア人材の入社が増えているのか、そもそもなぜ転職する人が多いのか?その謎を探るため、今回は2名のシニア人材にお話をお伺いしました。
定年を機に60歳で当社に入社された坂本さん、やり甲斐を求めて55歳で入社された市原さんのインタビューを前後編でお届けします。


経歴を教えてください

新卒として入社した専門商社に36年間勤め上げたのち転職し、2023年6月にシステムアイへ入社しました。現在はビジネスソリューション事業部で在庫管理システム構築プロジェクトに従事しています。

再雇用で給料が大幅ダウン!


坂本さんは60歳でシステムアイに入社されましたね。転職のきっかけは何だったのでしょうか?

前職の定年が60歳だったのですが、再雇用での自分の給料がいくらになるか金額を聞いたところ「あ、もうこれ無理だな」と。

子供がまだ高校生だったので、まだまだ稼ぐ必要があったんです。一般的に再雇用・役職定年で給料が下がるということは知っていましたが、正直な話、ここまで下がるとは思っていませんでした。収入を維持することを考えると、転職か起業のどちらかの道を選ばざるを得ない、というのが実情でしたね。

様々な選択肢がある中で、なぜシステムアイを選んだのでしょうか?

大きな理由は2つで、1つ目は技術者が多い会社だった点、2つ目はグローバルな環境だった点です。

1つ目の技術者が多い点ですが、勉強会や技術情報交換チャンネルなど、プロジェクト外のメンバーと交流しやすい仕組みが設けられている点、また自発的に自己研鑽やアウトプットを行っている仲間が多くいる環境が魅力でした。実際に勉強会や交流会は毎月開催されているのですが、終わった後にピザパーティーが開かれることも多く、お陰様でプロジェクト外の様々な方と交流することができています。

加藤補足:システムアイにはその他にも、各自が任意のテーマについてスライドを発表するLT(ライトニングトーク)会や、開発が趣味のエンジニアが集まって情報交換をする個人開発同好会というサークルもあります!

2つ目のグローバルな環境ですが、日本の市場が縮小していく中で、今後企業が成長していくためには、どんどんグローバル化していかざるを得ないと感じています。面接時に、システムアイはアメリカに進出予定だという話を聞き、先見の明がある会社だと判断しました。社員の2割が海外出身者というのも、スキルアップのため自己学習していた英語を話せるチャンスだと魅力に感じました。

もちろん売上や社員数も右肩上がりに増えているという点も聞き、この先5年10年は絶対伸びる会社だろうと思い、その将来性も含めて転職を決めました。

秋葉原オフィスでの坂本さんの様子

「もっと早く転職すればよかった」


長年働かれた会社からの転職は勇気が必要だったかと思いますが、実際に入社されていかがですか?

一言で表すと、「もっと早く転職すればよかった」という気持ちです(笑)
社員の8割がエンジニアであることに加え、代表が現役エンジニアでフランクに話しかけてくれるフラットな組織なので、働きやすいです。

実際に代表が作業している場にきて、「この仕組みはこういう技術を使ってるんですね」などと見てもらえると、自分の仕事を理解してもらえているんだというモチベーションに繋がります。

あとは年齢・性別・国籍関係なく、みんながエンジニアとして同じテーブルで話せるところがいいですね。先入観なしに同じテーブルで話せるからこそ、新しい技術やツールが採用されやすく、スピード感があるところが素晴らしいです。

他にもスキルアップ・資格取得支援制度というものがあり、書籍購入費や資格取得受験料、セミナー・研修・サブスク・E-learning受講料を支援をしてくれます。資格が取得できた際には報奨金ももらえますし、自己研鑽を促す仕組みがあるところにも会社の特色がよく表れているのではないかと思います。

若いエンジニアに刺激を受け、自己研鑽する日々


満足されていて嬉しいです!仕事をする上でどんな所にやり甲斐を感じていますか?

自分よりアウトプットが早い人を見るとまだまだ頑張らないといけないな、と感じます。
例えば、ツールの使い方を工夫して自分より効率良くされている方を見るとすごいなあと思います。自分でも工夫しているつもりなのですが、上には上がいるんだと。日々刺激になりますし、燃えますね(笑)

あとは意思決定が早くスピード感がある職場なので、開発でイマドキの技術を使えるというか、時代の流れについていけるところもやりがいになっています。

例えば、今のプロジェクトは業界のほとんどで採用されている旧来のウォーターフォール型ではなく、アジャイル型の開発手法を採用しています。ウォーターフォール型より圧倒的に手戻りが少なく、またそれらを効率的に行うためのコラボレーションツールもたくさん提供されているので、一度この手法を体感してしまったら元の手法には戻れませんね。他にもAWS等のクラウドサービスの利用や、React、Node.js、Kotlinといったモダンな開発環境など、Qiitaで読んでいた新しい技術を自身でも日々試せる日々で、非常に楽しいですし、技術の進化に感動する毎日です
前述したSlackの技術情報が交換されているチャンネルを読んでいるだけでも、この会社に転職して良かったと感じます。

ChatGPTなどが出てきて、物事の解決までの時間が短くなって、作り上げたそばから古くなってしまうこの時代に、スピード感が早いというのは間違いなく武器ですし、お客様のためになっていると思います

ギネスを飲みながらNFLの試合を観戦し仕事の疲れを癒しています

今年61歳になられるということですが、何歳まで働いていきたいですか?

ひとまず65歳までは働こうと思っています。65歳以降は体調など状況次第ですが、子供がまだ大学生なので前向きに考えていきたいですね。
システム開発に関しては65歳を過ぎても趣味であれ仕事であれ長く続けていきたいです。欲を言えば今後さらにグローバル化が進んでいくと想定されるので、今よりさらに外国人と英語を使って働くプロジェクトに参加していきたいです。

システムアイでのシニア採用への取り組み

システムアイでは年齢で報酬を決定することなく、その人の能力に基づきフラットに中途採用を行っています。
ご興味のある方はこちらからご覧ください。
https://systemi.co.jp/recruit/

50歳以上のシニア人材を対象とした「シニア・インターン」も好評実施中!▼シニア・インターン
https://senior.systemi.co.jp/

後編ではやりがいを求めて転職された市原さんのインタビューをお届けします!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

転職体験記