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実はメインの情報カード┃萩宮凛の#毎々道具箱/2022-3-31

投稿60日目

不定期更新!萩宮凛の#毎々道具箱

たまには少しずつ普段使っている道具でも紹介しようという訳で,萩宮凛の#毎々道具箱 をやっていきたいと思います。

タイトル通り,いかにも不定期更新になりそうな気がしますが,そこはご愛嬌を!

何にメモをするのか

皆さんは,普段どれほどメモをとっているでしょうか?

私は自称メモ魔ということもあり,基本的に思い浮かんだことや考えの整理など,何でもかんでもメモをします。

それはもう,ノートや手帳にメモ帳だけでなく,本の余白にも書き込んでいます。

noteでもメモ術に関する投稿をよく見かけるため,自分に合ったものに出会えるよう,皆さん意識しているのではないでしょうか。

私も様々なメモ術やノート術を試してみたのですが,合うような合わないような,曖昧な感覚が続いていました。

最終的には「何をどう書くのか」よりも「何に書くのか」という,自分に合った道具とその組み合わせを探す形から入る方が向いていました。

そこで,今回は私が愛用している道具こと手帳,ではなく情報カードについて話していきたいと思います。

不定期更新!萩宮の#毎々道具箱の第1回は,情報カードについてです!

情報カードとは?

情報カードとは何か。

それは名前の通り,情報を記録・管理・整理するためのカードです。

もう少し詳しく説明すると,形は様々なサイズに裁断された厚みのあるカードです。まさにカード型の画用紙というか上質紙のようなもの。

そのカードに記録をし,その記録を保存・蓄積することによって,アナログのデータベースを構築するのに用いられたりします。

図書の貸し出しカードとかもある意味情報カード的な使い方だと思います。

最近では,もっぱら単語帳やメモに用いられているのではないでしょうか。

私は主にメモに利用しています。

思考の整理や情報収集の際には,入れ替え・机上で動かすことが可能であり,付箋よりも丈夫でストック可能なため,データベース的に使うことがあります。

情報に向き合うのにはぴったりなアイテムなのではないでしょうか。

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実は手帳よりもメイン?—私の情報カードの使い方

よくLEUCHTTURM1917の手帳を紹介している私ですが,実はメインとして使っているのは情報カードだったりします。

そもそも,手帳を長続きできない私が,本格的に活用できるようになったのは,この情報カードと手帳を組み合わせた結果です。

前述の通り,私は手帳を長続きさせることが大変苦手でした。

メモはよくしますが,別のメモ帳にすぐ目移りする,外で手帳を開きメモをするのは手間がかかる,といった理由でどうにも長続きしませんでした。

黒背表紙の初代LEUCHTTURM1917も,購入後に数ページ使用して以降,半年以上放置していました。

その頃,昔使用していた5×3サイズの情報カードに目をつけ,久々に利用を再開。

すると,外出先で作成したメモや予定に関するメモのカードと,ストックしたいカードが混ざり,混沌とした状態になり,紛失するカードも出る始末。

そこで,放置されていた初代手帳に,記録した情報カードを糊付けしてみました。

すると,カードと手帳のサイズ感もちょうどよく,紛失防止かつ記録にアクセスしやすいという結果に。

それ以降,情報カードはもちろん,手帳の利用頻度も高まり,無事手帳を長続きさせることが可能になりました。

そんな手帳も,今日で4代目を使い終わったため,明日からは5代目になります。

私にとって,メイン装備は手帳ではなく情報カード,手帳は言わば母艦です。

もちろん,自宅や室内では手帳に直接書き込むことがほとんどですし,情報カードの内容は手帳に清書することも多々あります

しかし,外出時には手帳よりも薄くて軽い情報カードをジョッターに装備し,ペンと共にポケットに入れて利用しています。

ちなみに,情報カードを貼り付けるようになって以降,貰った名刺やおみくじ,チケットの半券等はどんどん手帳に貼り付けるようになりました。

これがまた結構便利。

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▲手帳に貼り付けている情報カード

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▲情報カードも販売しているコレクトさんのジョッターと,無地の5×3情報カード

実際に使用している情報カードたち

以上のように,頻繁に使用している情報カードですが,私が使用しているのはオーソドックスなものがほとんどです。

しかし,そんなオーソドックスなものにも様々種類があります。

私が使用しているものは,

LIFE 5×3横罫タイプ(J857)
LIFE 5×3無地タイプ(J883)
コレクト 5×3無地タイプ(C-531)
コレクト B6判 補助6ミリ罫(C-602B)
コクヨ 5×3横型横罫(シカ-30)
コクヨ 名刺サイズ横型横罫(シカ-40)

以上の6種類です。

◆LIFE 5×3横罫タイプ(J857)

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私が最も使用している情報カードが,このLIFE 5×3横罫タイプです。

情報カードとしては定番の5×3サイズです。

この5×3というのは,5インチ×3インチという意味であり,実際のサイズは75mm×125mmになります。

利用頻度が高い理由としては,東急ハンズで購入できる……というのが実のところやはり大きい理由です。

また,個人的に書き心地が好きということ,無地や方眼よりも記録する時に情報の容量を調整しやすいこと,マージン罫があるということも,理由としてあります。

私にとっての情報カードといえば,この形になります!

◆LIFE 5×3無地タイプ(J883)

今はちょうど切らしているため写真はないのですが,同じくLIFEさんから出ている情報カードの無地のものです。

実はこの情報カード,なかなか見かける機会がなく,珍しく一つ見つけた!と思い購入してみたのですが,それ以降入荷されている痕跡もなく,気づけば使い終わってしまったものです。

やはりライフさんの情報は安定感を感じます。

見つけたらぜひまた購入したいと思います!

ネットでもいつもタイミングが悪く,なかなか買えていないんですよね。

◆コレクト 5×3無地タイプ(C-531)

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ライフさんの無地のものが切れたため,取り急ぎ購入した5×3サイズ無地の情報カード,こちらはコレクトさんのものです。

ライフさんの無地ものと比べ,カードがが厚いというか丈夫な印象があります。

実際,触ってみるとコレクトさんのものは結構硬い。

私は万年筆で書くことが多いのですが,ライフさんのものはインクがサーっと染み込む感じがあるのに対し,コレクトさんのものはペン先が滑りやすく,紙面にインクが乗る感じがあります。

万年筆よりも鉛筆の方が向いているのかな,カード自体が硬いため鉛筆での筆記が安定している印象があります。

また,黒鉛の乗り方も結構好みで,しっかりと黒色が出る感じです。

強固で鉛筆との相性がいいため,フィールドワークとかに良さそう。

◆コレクト B6判 補助6ミリ罫(C-602B)

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これは,B6と大きめの情報カードですが,情報カードといえばこのB6サイズを思い浮かべる人もいるかもしれません。

梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』などでも知られる,いわゆるB6情報カードの代表格である京大式とは異なり,こちらはマージンのついていないただの横罫タイプ。

情報を整理する際や,簡単な図示をする際に利用する他,B6というサイズ感から,整理した情報をプリンターで印字することにも利用しています。

京大式のものも欲しいのですが,このモデルはマージンがないことにより,印刷のレイアウト設定がしやすい印象があります。

◆コクヨ 5×3横型横罫&名刺サイズ横型横罫(シカ-30/シカ-40)

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最後は,コクヨさんから出ている情報カードです。

こちらは,表面は横罫,裏面は方眼という両面タイプの情報カードになります。

見かけることが最も多いため,おそらく最も入手しやすい情報カードなのではないでしょうか。

紙質は,若干ライフさんのものより柔らかい気がします。

万年筆・鉛筆共に特に問題なく使えるため,ベターな選択肢と言えるのではないでしょうか。

その入手のしやすさから,私はインクの試し書きや色見本,作業での大量利用の際に使用しています。

最後に

ここまで,私にとって欠かせない道具である情報カードについて紹介してきました。

情報整理から簡単なメモ,はたまた読書メモまで様々な場面で活用している情報カードですが,持ち歩くためのケースがなかなかないのが玉に瑕です。

昔,リヒトラブさんから発売されていたコングレスタイプの情報カードケースを一つだけ所有しているのですが,まさかの壊れたら怖いという理由で本当に必要な時以外は使いにくいんですよね。

なので,ぜひ新たに情報カードケースがどこかから発売されないかなと期待しているのですが,やはりニッチな商品になってしまうんですかね。

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▲無印良品アクリルデスクトップ仕切りスタンドに挟んでいる情報カード

ちなみに,普段は無印良品で購入した,アクリルのスタンドに手紙と一緒に挟んで机の上二箇所に置いています。

ちなみに,以前ツイッターで引用リツイートしたのですが,情報カードを収めるためのこういったものもあるらしいです。めっちゃ気になってます。

以上,不定期更新!萩宮の#毎々道具箱の第1回目は情報カードについてでした!

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