最近の私と文房具/2021-12-27
最近,あまり文房具に対する意識が遠のいていた。
ある程度集め終わったというか,現状に満足したかというような感じがあり,興味が減衰していたのだ。
だが,最近なかなかにいいノートを見つけることができた。
したがって,今回はそのノートを紹介しながら,最近の私の文房具事情を書いていきたい。
MDペーパーパッド(A4/コットン)
まず最初に本題のノートについて。
有名なMDノートのノートパッド版である「MDペーパーパッド」だ。
私はノートパッドを利用する際に,いくつかの希望がある。
第一に,無罫の白紙,もしくは方眼系であることだ。
横罫のものは,リーガルパッドを利用しており,ストックも大量にあるため選択肢から外れてしまう。
第二に,横向きで利用できるものである。
これが意外と少ない気がする。
例えば,マルマンから出ているニーモシネは縦書きを前提に作られており,上部にタイトルを記載するスペースが存在している。
そのため,ニーモシネを利用したい場合にはリングノートになってしまう。
少しリングが邪魔なのだ。
第三に,A4サイズであることである。
私は,ノートはA4もしくはA5を利用する事が多い。
冊子タイプのノートでは,A4の場合大きすぎるため,A5を使う。
ルーズリーフやノートパッド,リングノートなどの一枚紙になるものではA4を使う事がおおい。
ファイリングする際に,B5等のサイズでは収まりが悪いからだ。
ノートパッドではA4サイズはなかなかに充実しているが,リングノートではあまり見かけない気がする。
コクヨのソフトリングノートは利用したいがA4サイズがないため,どうしても候補から外れてしまう。
以上の条件に照らし合わせると,選択肢はロディアかニーモシネのA4リングノート,コピー用紙のどれかに傾きやすい。
だが,少し何か違う感があったため,ノート探しは半ば諦めながらも進めていた。
そこで見つけたのがこのMDペーパーパッドであった。
第一に無罫であること,第二に横向きで利用しやすいこと,第三にA4サイズであること,このペーパーパッドは以上の3条件をいずれも満たしている。
それに加えて,万年筆でも書きやすいというポイントも重要だ。
このペーパーパッドは,ページの切り離し方が少々特殊で,横辺と縦辺の二ヶ所で固定さえている。
そのため,ページがばらつきにくく,紙ではなくペーパーパッドとして利用しやすいものとなっている。
このペーパーパッドには,普通のMD用紙とコットンペーパーを用いた限定モデルとの2種類がある。
MD用紙のものは若干クリーム色っぽく,コットンペーパーはより白い紙になっている。
コットン用紙なら万年筆では滲むのではないかという心配もあったが,滲むこともなく裏抜けも特に見られない。
また,書いているときの感触が楽しく,鉛筆ではよりそれが際だつ。
書いていて楽しい,必要最低限なのに必要以上に使いやすいノートパッドであるという印象だ。
手帳・キャップレス万年筆・付箋
手帳は毎度おなじみLEUCHTTURM1917である。
前回,黒表紙からネイビーの表紙のものに変更したが,その2冊目,LEUCHTTURM1917としては 4冊目の手帳である。
何でもかんでも書き殴り,貼り付けるなんでも帳と化している。
この手帳と組み合わせてチラットインデックスというものを用いている。
邪魔にならない程度で便利なインデックスだ。
最近は張り付ける位置がわかりやすいようにインデックス用のガイドラインを手帳に引いたりしながら使っている。
続いてこの手帳と一緒に用いている万年筆であるキャップレス万年筆だ。
中字が欲しかったが在庫がなく,なくなく細字を買うこととなった。
キャップレス万年筆自体が欲しかったこともあり満足していたのだが,この万年筆はコンバーターにあまり向いていない。
そのため,カートリッジを用いている。
色彩雫のカートリッジ発売されないかしら。
最初は色も薄く,あまり書いていて心地の良いものではなかったが,時間が経ちインクが馴染んでくると徐々に扱いやすくなってきた。
次に買う機会があれば,中字も使ってみたい。
最後は付箋である。
ポストイットの強粘着タイプ,75×75mmだ。
ディスカッションやブリーフィングで用いるように購入した。
ホワイトボードでは書く人が固定化されるため,自分の言葉で提示することのできる付箋は重要だ。
また,位置変更は貼り直すだけであるため,かなり楽だったりもする。
水性マーカーと付箋の組み合わせは,単純ながらも効率的・効果的な道具だ。
文房具は忘れた頃に巡りつく
こうしてみると,文房具は忘れた頃や偶然手にしたものほど長く使っている気もする。
また何か面白いものを見つけたら紹介してみたい。
皆さんの応援に私はいつも支えられています.本当にありがとうございます.