本場ドラキュラ城で迎えるハロウィン2019【ユーレイルパス2ヶ月旅】
10/26 18:31 ブラショフへ到着。宿まで歩くこと15分ほど。
少し配分を間違えてしまい、時間が余ってしまった為ブラショフ市内にに4日間滞在することに。
10/27 2人して無気力。一日中宿に引きこもると言う事態。
10/28 前日の干物生活を反省し、朝から出かけることに。宿の近くにあった教会へ寄ってから、40分程歩いて市内中心部へ。
なぜこの虹のような原色を正面に描いてしまったのか…(ルーマニアの国旗のつもりだろうけど…デザインが台無しでした)
ブラショフの市内は、ドイツ人によって作られたそうで、ドイツ風の街と言われているそうです。実際は、ドイツ風なのかどうかと言われると、うーん?ピンとこなかったですが、よくあるヨーロッパの旧市街と同じような感じで、思ったよりも可愛らしい街でした。
ブラショフ市内一番の見所、黒の教会へ(友達が大の教会好きな為、いつも教会ばかり連れて行かれるのです)。
ところが、月曜日はまさかの定休日でした。明日また出直すことにして、もう行きたいところも特になく…ティミショアラ〜シビウ間に電車の中で出会ったおじさんに教えてもらった地元料理屋さんへ行ってみることに。
地元民に教えてもらわなければ絶対に辿り着かないような場所にありました。お店の中はとても広くて、夜になると生演奏もあるようで、夜の方が雰囲気が良さそうでした。
ルーマニアの伝統的なスープ"TRIPE SOUP"
牛の腸 × サワークリーム × ガーリック
私は、もつ系は苦手ですが、サワークリームとガーリックのおかげで、臭みはありませんでした。
ルーマニアと言えば、ロールキャベツ!
巻いてあるキャベツも酢漬けにされていて、日本のロールキャベツとはまた違った美味しさです。
そしてこのユッケのような生肉の固まりは…
店員さんが目の前で調理してくれました。これをバケットに載せて召し上がります。味は、マクドナルドのハンバーガーの具材を全部ミックスして潰した感じのお味。つまりは、ケチャップ強めの肉味。これ以外に表現方法が思い付かず…決して不味いわけではありません。見た目よりも全然美味しかったです。
それから15分ほど坂道を登り、旧市街を一望出来そうなポイントへ。ロープウェイでトゥンバ山へ行けば、街を一望出来るようですが、このスポットでは、トゥンバ山を背景にした旧市街の写真を撮ることが出来ました。
さて、もう十分!と言うことで、ブラン城行きのバス停(Autogara2)の場所を確認すべく30分ほど歩きました。
バスは、1日に沢山出ているようです。
そこから宿まで更に歩くこと30分。
10/29 また一日中ひきこもりのんびりデー
宿のすぐ下にスーパーがあったことが救いで、4日間毎日通い2人で自炊しました。ヨーロッパの食事にはもう既に飽きていて…この辺のアジアンレストランは美味しくないし…食欲が全くなくなっていたこの頃でしたが、少し復活しました。自炊って大事。醤油って大事。お米って大事。
10/30 10時に宿を出て、15分ほど歩いてアウトガラ2行きのバス停へ。(22番のバス)
バスに乗ること10分ほどで、おととい下見をしていたアウトガラ2に到着。
近くにいたおじさんに聞くと、次は11時で、2番乗り場だと教えてくれました。
バスが来るまで待合室に座って待機。15分前くらいにバスがやってきました。
チケットは、バスの中で運転手さんから直接購入します。ブランまで一人8LEI(200円程)でした。
11時ちょうどに発車しましたが、道が混んでいたのか到着まで1時間ほどかかりました。
ブランに到着すると、運転手さんが"Bran"と叫んでくれて一斉に皆がバスから下りました。
小さな村のような感じで、ハロウィンの装飾が施されたレストランやお土産屋さんが沢山ありました。
バス停からブラン城までは本当にすぐでした。ブラン城の前を通り過ぎ、まずは宿探し。Booking.comが表示するマップの位置が違っており、その付近で30分ほど彷徨った末ようやく辿り着くことが出来ました。
もしもサイトマップ通りに行っても目的地に辿り着かない場合は、目的地の名前だけを入れて検索し直してみて下さい。
オーナーさんはとても良い方でしたが、英語があまり通じず、地図のことを伝えてもNo problem!と言われてしまいました。すっごく困ったんだけど…と思いながらも今日のところは一度諦めることに。
さて、荷物を置いて少しゆっくりしてから街散策へ!
本当は、ブラショフ市内で仮装グッズを買う予定だったのですが、まさかのブラショフ市内はハロウィンの気配ゼロだったのです。望みをかけてブランへやって来ましたが、さすがドラキュラ城の街なだけあり、ドラキュラの仮装グッズが沢山売っていました。
牙とマントを買うと、もう明日が楽しみでわっくわくでした。
ちなみにブランのレストランは、どこも観光価格となっていて少し高めでした。私達が入ったレストランはカード払いだと20%のサービス料をとられ二人で4,000円ほどいってしまいました。ルーマニアにしてはとても高いです。
トマトのピクルスを初めて食べました。
あまりの酸っぱさにむせました。
既にクリスマス仕様のグリューワイン
安定の美味しさです。
10/31 9時頃起床。着替えてフルーツを食べて、また少しゴロゴロとしていました。(フルーツも無料)
朝昼兼用でご飯を済ませる為、11時頃オーナーさんに朝ごはんを頼みに行きました。(10分前に言いに行くと作ってくれるシステム-一人30LEI-762円ほど)
朝ご飯にしては結構良い値段だな〜と思っていましたが、ゲストハウスの朝ご飯とは思えないほど豪華でした。
これに+ブルーベリークレープ。食べ切れないほどでした。
思ったよりもゆっくりしてしまった為、急いでメイクをし全力で出掛ける準備をしました。
宿を出てお城へ向かって歩いていると、すれ違う地元民達に笑われたり冷たい視線を送られる私達。
(?)
誰も仮装していない…
(?)
ハロウィンって笑われる物だっけ??
(?)
Get Your Guideで事前に予約していたチケットを受け取りにチケットオフィスへ。
チケットオフィスのお姉さんに聞いてみると、ルーマニア人はハロウィン反対派が多いらしく、パーティーもしないそうです。仮装するとしたら子供たちがするくらいで、10月末〜11月初旬の土曜日に合わせてブラン城でパーティーが行われる時にだけ、仮装して楽しむ人々がいるとのことでした。ちなみに今年のパーティーは11/2でした。惜しくも参加出来ず…。
ブラン城の入り口へ行くと、チケット売り場に人が列んでいました。私達はそれをスキップして城内へ。オーディオガイド付きのチケットだったので、一応オーディオガイドをもらいましたが、二人共写真を撮るのに必死で一度も使わず…笑
※ホラー嫌いの方ごめんなさい。
やはり仮装している人は私達だけ…。恥ずかしさ20%、平常心80%を保ちながら歩いていると、写真を撮って良い?と話し掛けられるようになりました。そして、ようやく仮装しているファミリーに出会えました!ここからは平常心120%!
城内は狭い上に、観光客だらけだった為、なかなか撮りたいスポットで写真を撮ることが出来ず…人がいなくなるのを待って撮っての繰り返しでした。
ぶれてしまいましたが逆に雰囲気がでました。
1時間半ほど滞在しました。
これがとてもお気に入りの写真です。
ブラン城と十字架と…曇りだった為雰囲気最高に良し◎
帰り際に子供達と
ちなみに、通常チケットはいくらなのか?とチケットカウンターを見てみたところ、40LEIでした!(約1,016円)
私達が事前に買ったチケットは、列ばなくて良しのオーディオガイド付きで一人2,500円ほどでした。やられた〜!!!
チケット売り場もさほど混んでいませんでしたし、現地での購入をオススメします!
一度宿へ戻るとオーナーさんのワンコがお出迎え
メイクを落としてシャワーを浴びてから、夜のブラン城を見に再び外へ
ハロウィンパーティーの日にはもっとカラフルにライトアップされるそうです。
1.周りの視線を気にせず平常心を保つこと。
2.おもいっきり楽しむこと。
3.パーティーに参加したい場合は、事前に日にちを必ず確認すること。毎年変わります。
ちなみに、私達が泊まった宿は、Pensiunea Eugeniaと言う所です。オーナーさんはあまり英語が話せませんが、本当に素晴らしいサービス精神で感激してしまいました。
€77のところ€80を支払ったら、おつりがないからと€5返してくれたり、今からブカレストへ向かうと伝えると、長旅になるからとサンドイッチとプラムを持たせてくれました。もう一度行くことがあれば、絶対にまたここの宿に泊まりに来ようと思いました。
ゲストにそこまで思わせるようなサービスって意外と難しいと思うんです。久しぶりに感動するようなサービスを受けて、なんだか心がぽかぽかになりました。
【次回予告】ユーレイルパスで2ヶ月のヨーロッパ鉄道の旅〜どれだけ元をとれるのか〜ブカレスト編:男部屋での苦境を乗り越えブカレストからブルガリアへ12時間大移動
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