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チェコ買い付け日記2022

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図書館司書の仕事を辞めて、何もわからないまま初めて買い付けに行った「チェコ買い付け日記」です。
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#古本

チェコ買い付け日記①「まずはやってみるだけやってみる」

格安航空券のチケットを買った時、私はまだ本当に自分が一人で海外へ行くなんて信じられません…

チェコ買い付け日記②「この光景が見られただけで来て良かったと思えた」

夜の10時30分に出発した飛行機は成田からドーハに向けて飛んでいます。 飛行機は空いていて、…

チェコ買い付け日記③「ドーハと聞いて思い浮かぶことは」

飛行機は早朝4時ごろに乗り継ぎの地、ドーハに着きました。 窓の外を見ると白く靄がかかってい…

チェコ買い付け日記④「郷に入っては郷に従う私」

窓のシェードを上げると一面緑の景色が広がっていました。 ドーハを飛び立ってシェードを閉め…

チェコ買い付け日記⑧『Mikeš』

買い付け1日目の午前中に買えた一番嬉しかったものは『Mikeš』の古本。 ヨゼフ・ラダの本で…

チェコ買い付け日記㉓「サセックの『Benjamin』」

ブルノでもかわいい本がたくさんありました。 いちばん嬉しかったのはMiroslav Šašek(ミロ…

チェコ買い付け日記㉖「10年後の自分に驚く」

日帰りでリベレツという街に行くことにしました。 これは東京の浅草橋でチェドックザッカストアというチェコのものを売るお店をされている谷岡剛史さんの本『チェコへ、絵本を探しに』(産業編集センター)を読んで行きたいと思ったのでした。 私がこの仕事をしてみよう、なんて考えたこともなかった10年以上前に読んだ本。 チェコはヨゼフ・ラダとミロスラフ・サセックの国、ビール美味しい、くらいの知識で、チェコいいなー、行ってみたいなーとぼんやり思っていた頃。 時々、10年後の自分は何をしている

チェコ買い付け日記 ㉘「コミックのフェルダ」

チェコの滞在も残すところあと1日です。 この日はホテルからブルタバ川沿いをのんびり歩いて…