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SDGsは「あるべき姿」の実現に向けて

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SDGsのゴールという言葉は、目標と訳すと意味がつかめないが、「あるべき姿」を訳すと「一人ひとりが世界が抱える課題の解決」に携わっていると感じられる。自分の実践を紹介したい。ht…
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記事一覧

「一人ひとり稼ぐ組織」は、社員に利益構造を教えることから

「一人ひとり稼ぐ組織」は、社員に利益構造を教えることから

経営者と社員が利益の構造を共有する(合言葉)ことから改善は始まる。

エコアクション21の認証は「よい会社」をつくること二酸化炭素(CO2)を減らしたい、多くの小規模企業に早く、安く、楽に、EMS認証の導入支援することでCO2を削減したいと思っている。

しかし、EMSの認証を受けたから急に会社がよくなるわけではない。導入目的を「よい会社」をつくるために、環境経営を目指すというロードマップを示すこ

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経営戦略を社員に伝えるときSDGsを使う

経営戦略を社員に伝えるときSDGsを使う

経営者は、社員と将来の戦略的方向付けを共有するときSDGsが役立つ

社員と戦略を共有するときSDGsを使うどのような規模の事業所でも来年、数年後の組織運用をどのようにしようかと考えている。しかし、経営者の想いが社員になかなか伝わらない。

これは社員がイメージできるように何らかの文書化されているか、どうかによる。戦略を伝える手段としてSDGsを使う。

SWOT分析から戦略を決める手順として、何

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SDGsを現場で使う

SDGsを現場で使う

SDGsは、「この改善は、世界とつながっている」、世界の課題解決に役立っていると感じさせる道具として使う。

SDGsのイメージをつかむ最近、SDGs(持続可能な開発目標)のロゴマークをよく目にする。どのように理解し、どのように活用できるのか迷っている人が多い。事業所でSDGsを理解しながら、即、活用できる方法を紹介したい。

SDGsは、地球の抱える課題について、このまま何もしなければ、世界は立

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シスラボ・スエヒロのSDGs戦略

シスラボ・スエヒロのSDGs戦略

ISOコンサルティング実績、250社ISO9001のコンサルティングに取り組んだのは1996年、当初は中堅中小企業のISO9001認証支援に取り組んだが、1999年3名の製造業のISO9001支援を契機に50名以下の企業に特化したコンサルティングを行うようになった。

大幅なCO2削減に貢献したい近年は地球温暖化防止活動に取組み、大幅な二酸化炭素(CO2)削減を目指ている。中小企業事業者の中で85

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商品開発、ビジネスモデルの開発にSDGsを使う

商品開発、ビジネスモデルの開発にSDGsを使う

SDGsを使い「EA21_SDGsモデル」の開発プロセスの紹介

過去の延長線上に未来はないと発想転換まず、ものの見方として、過去の延長上に未来はない、しかし、未来は予測できないが、デザイン(あるべき姿)できると考えることからスタートする。バックキャスティング思考(ブレイクスルー思考)のものの見方である。

環境マネジメントシステムである環境省のEMS登録制度、エコアクション21(EA21)を「早

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